「東京五輪世代」伊藤涼太郎の4年前。そして4年後へ
「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです。
記事内選手コメント #伊藤涼太郎
リオデジャネイロ五輪の男子サッカー、U-23日本代表の戦いは終わった。戦績は1勝1分け1敗。グループステージ敗退で幕を閉じた。大味な試合をしたと思えば、気が詰まるようなつばぜり合いもあった。また、痛恨のミスがあれば、起死回生の会心のゴールもあった。この3試合は何を残したのか? その答えは各選手に委ねられる。1つの戦いの終わりは新たな戦い、2020年東京オリンピックに向けた戦いの始まりとなる。
「自分たちの世代が誇りを持って全力を出して戦いたい。目標は優勝」
そう話すのは、浦和レッズユース所属でトップチームの練習参加しているDF橋岡大樹(高2)だ。センターバック、サイドバックをこなす万能DFは各年代の代表に選ばれる有望株。橋岡は当面、トップチーム昇格とレギュラー奪取を目標に4年後の東京五輪での活躍を目指す。ただ、橋岡は「最終的な目標はそこ(東京五輪)ではない」とキッパリ。その先の海外移籍、A代表入りを遠く見据えている。
そして、もう1人。「日本としてのリベンジを次の東京で優勝したい」と話すのは、伊藤涼太郎だ。みずからを「東京五輪世代」とし、「日本中の人たちが熱くなる大会。自分のプレーで感動を与えたい」と4年後に思いをはせた。
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