監督「タツヤ(田中達也)との再会が楽しみ」
「練習レポート」は、大原サッカー場の模様を、ほぼ毎日更新するコーナーです。
《ミハイロ ペトロヴィッチ監督》アルビレックス新潟は非常に素晴らしいチーム。これまでの結果が内容に伴っていないが、素晴らしいチームである。彼らはサッカーをするチーム。高いモチベーションと気持ちで戦ってくる。われわれは走る、戦うこと、ハードワークを強調しながら戦っていくだけである。高いモチベーションで臨んでくるが、いい雰囲気を持って、ACLの流れをつかむためにも勝利を収めたい。
(高い位置でボールを取る狙いは?)もっとボールを取る質を上げなければいけない。1つは、われわれは攻撃に人数を割いて攻めるチーム。前に人がいるので早く切り替えてボールを奪えれば自陣に戻ることを節約できる。そして、高い位置で奪えれば、すぐに攻撃ができる。サッカーは、いろいろなことが機能して成功をつかみ取れるスポーツ。それだけ機能してもダメ。チームの狙いを全体的にバランスよく出したい。
(キッカケは?)この戦術に関しては4年前にあったアイデア。全てを落とし込むことはできない、どのタイミングで成長、成熟を見ながら落とし込んでいくか、それが今年だった。監督はやりたいが、選手はやらされるのではなく、チームに何ができるか見極めをして落とし込んでいく。できないことをやらせるのは間違いである。プロセスを踏んで応用して実行できるかどうかである。4シーズンの中で新しい戦術を取り入れて進化した。サッカーに終わりはないが、まだ、新しいモノを取り入れることもある。常に質を求めていくことが勝利につながる。まだチームは完成をしていない。
(三菱自動車の問題についての率直な感想は?)チームの親会社でもあり、私が監督になって会社の方や会長ともお会いしたことがあり、交流もさせてもらっている。非常に残念な思い。心が痛い状況でもある。チームを支えてくれた存在でもあり、複雑な思いでいっぱいである。われわれはサッカーチーム。彼らにできることは、いいゲームをして勝利を収めること。何かしらのサポートはできる。モチベーションを上げて払拭する、難しい状況にある方々に勇気と前向きな気持ちになってもらう。
(新潟のキーマンは?)タツヤ(田中達也)。調子がいいと見ている。再会できるのを楽しみにしている。彼の娘さんはタツヤよりサッカーの才能がある(笑)。うちのレディースチームは、この前、1勝を挙げたが、将来的にはうちのレディースに入ってもらいたい。彼は浦和ではケガの影響で調子のいい状況ではなかったが、ここにきて調子がいい。心待ちにしている。
(石田達也)
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