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REDSニュース|土田尚史スポーツダイレクターが今季限りで退任|レッズプレス!!

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土田尚史スポーツダイレクターが今季限りで退任

土田尚史スポーツダイレクターが今季限りで退任

「浦和レッズというクラブは、これからも私の人生そのものであり続けます」

12月28日(木)、浦和レッズはクラブOBであり、2020シーズンから新設されたフットボール本部で、スポーツダイレクター(以下、SD)の職に就き、チーム強化に携わってきた土田尚史 氏が、今季限りで退任することを発表した。

振り返れば、2019年12月、さいたま市内で新強化体制記者会見が開かれ、立花洋一代表、戸苅淳フットボール本部 本部長、土田SD、西野 努テクニカルダイレクター(以下、TD)が会見に臨み、『浦和の責任』というキーコンセプトをもとに、強化の3年計画を打ち出した。

クラブを通じて、土田SDは次のようにコメントを残している。
「2023シーズンをもちまして、4シーズンに渡り務めてまいりました、スポーツダイレクターの職を辞することといたしました。浦和レッズを愛するファン・サポーターのみなさまを始め、これまで私を支えてくださった全ての方に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

振り返ってみますと、スポーツダイレクターへの就任を打診された際、大変光栄に感じると同時に、強化責任者としての経験の無い私がその重責を担って良いものかという葛藤を強く感じた事が思い出されます。その葛藤の末に、私の人生そのものとも言えるこのクラブから求められる役割であれば、どんなことでも全力で取り組むことこそが当然の務めだという考えに思い至り、スポーツダイレクターという職に、今日まで私の持つ力と情熱の限りを注いでまいりました。ですが、長くプロの世界に身を置く者として、求められる役割に対する責任を果たすことができない、或いは掲げた目標を達成することができないのであれば、当然ながらその立場に身を置き続けるべきではないと考え、こうした決断をいたしました。

浦和レッズというクラブは、これからも私の人生そのものであり続けます。浦和レッズがこれからも、多くの方々に愛され、必要とされ、そして幸せと感動を与えられるクラブであり続けることを、心から願っております。そして、どんな立場、距離感、役割であれ、その一助であり続ける人生をこれからも送ってまいりたいと思います」

なお、来季以降のフットボール本部の体制について、クラブは「体制変更はございません」と伝えている。「戸苅 淳本部長、西野努テクニカルダイレクター、堀之内聖課長を中心に、引き続きチームのサポートを行ってまいります」と説明した。








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