完璧な試合運びだった。
EAFF E-1サッカー選手権の第3戦、日本代表は豊田スタジアムで韓国代表と対戦した。
4−2−3−1の日本。スタメンは横浜F・マリノスから6選手、湘南ベルマーレから2選手、川崎フロンターレから1選手と、神奈川勢・9選手が先発する編成となった。
開始直後から町野修斗がミドルシュートで狙う。20分、左サイドを突破した相馬勇紀が放ったシュートはポストの根元に当たるなど、惜しいシーンを作った。33分、コーナーキックのクリアボールから水沼宏太が狙ったが、GKの正面に飛ぶ。
日本がペースを握り、韓国の攻撃を抑えていたものの、守備を崩せない展開が続いた。
迎えた後半3分、藤田譲瑠チマの浮き球のパスを相馬が頭で押し込み、待望の先制点が生まれた。
11分には西村拓真の横パスを岩田智輝がダイレクトシュート。わずかに外れた。
そして17分、コーナーキックを佐々木翔が頭で合わせて追加点。25分には藤田、西村、小池龍太とつながり、最後は町野が決めて3点目。試合を決定づけた。
そのまま日本が韓国に3−0で勝利。通算成績を2勝1分とした日本が2013年以来、4大会ぶり2度目の優勝をおさめ、なでしこジャパンとの男女ダブル優勝となった。
就任初のタイトルに森保一監督は「自分たちの価値を示す、価値をあげるこの大会の目的で戦士たちはJリーグの価値、日本のサッカーの価値をあげる、その志しをもって戦ってくれた。このE−1で認めてもらうべく、選手たちはやってくれた」と称えた。
ワールドカップ・カタール大会の登録メンバーは26選手。今回のE−1、そして今後のJリーグでの活躍で、国内組は何人招集されるだろうか。
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