Jリーグはきょう26日、浦和レッズに「けん責」と「2000万円の罰金」という懲罰を科すことを理事会で決定した。
Jリーグは5月21日に埼玉スタジアムで開催された第14節・鹿島戦の試合前、「声を出す応援」は禁止されているにもかかわらず、少なくとも60人が浦和レッズチームバスの到着の前後に、約10分間、集団で声を出して応援を行ったこと、さらにマスクの着用が求められているにもかかわらず、一部サポーターがマスクをしなかったこと。
また7月2日にパナソニックスタジアム吹田で開催された第19節・ガンバ大阪戦において、試合終了間際、ゴール裏ビジター席上層階で声出し応援が禁止されているにもかかわらず、浦和レッズサポーター少なくとも100人が約5分間、集団で声出し応援をした。
これらについて、Jリーグが定める新型コロナウイルス対策ガイドラインに違反していることから、今回の処分となった。
さらに、Jリーグは浦和に対し、再発防止あるいは制止することもできなかったことについて、Jリーグ規約に違反していると判断した。
これを受けて、浦和レッズの立花洋一代表は公式ホームーページを通じ、「極めて厳しい懲罰」とコメント。
さらに「今回の懲罰がクラブの経営に与えるインパクトは非常に大きいものとなりますが、私たちはそうした数字以上に大切なものを、失ってしまうのでないかと危惧しております」とするとともに、「浦和レッズは、『レッズワンダーランド』の源である、サポーターのみなさまの熱い声援をスタジアムに取り戻すべく、種々の取り組みを行ってまいりますが、その実現には、サポーター、クラブ相互の理解と協力、そして社会の一員としての責任ある行動が不可欠であると考えております。
私たちならきっとできます。これからもずっと、共に闘っていきましょう。We are REDS!」と共闘を求めた。
なおJリーグは今後も同じような事由が起きた場合、無観客試合の開催、勝点はく奪といった懲罰を諮問する可能性があるとしている。
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