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REDSニュース|ゴールラッシュの日本代表、香港代表を6-0で下す。A代表デビューとなったGK鈴木彩艶は完封勝利に貢献|レッズプレス!!

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ゴールラッシュの日本代表、香港代表を6-0で下す。A代表デビューとなったGK鈴木彩艶は完封勝利に貢献

19日、日本代表はEAFF E-1サッカー選手権大会の初戦で香港代表と対戦し、6−0で圧勝した。浦和の鈴木彩艶はフル出場し、代表デビューを完封勝利で飾った。

《スタメン》
GK:鈴木彩艶    
DF:山根視来、谷口彰悟、畠中槙之輔、杉岡大暉    
MF:岩田智輝、水沼宏太、藤田譲瑠チマ
FW:西村拓真、町野修斗、相馬勇紀

高い位置からプレッシャーをかけた日本代表。2分、相手のハンドで得たフリーキックのチャンスを、相馬が鮮やかにゴール左スミに決めて先制する。幸先よくスタートした日本は20分、右サイドから入れた山根のクロスを町田が頭で合わせて2点目を挙げた。

22分には、西村がペナルティーエリアの左スミから右足のシュートでゴールネットを揺らすと、40分には左足でパンチ力のあるミドルシュートを決めた。

代表デビュー組などの活躍もあり、前半を4−0で折り返した。

後半も、日本は個の部分で上回り敵陣へと攻め入っていく。55分には右サイドを崩し山根がクロス。相馬がヒールで流し込んだ。続く2分後にはシュートのこぼれ球を町野が蹴り込んだ。

終わってみれば6得点のゴールラッシュ。トレーニング期間もほとんどなく、初代表や久しぶりの招集となった選手も多かったが、与えられた時間の中で見事なパフォーマンスを見せた。

森保一監督は「ミスが起きても存在感を発揮しながら、お互いがすり合わせ修正をしながらチャレンジしてくれた。一人ひとりが100%の力を発揮し、つながりながら戦ってくれたと思う」と振り返った。

また、ここまでリーグ戦での出番はないが、浦和レッズから初招集され初先発した19歳、鈴木は落ち着いてプレー。相手に脅かされる場面は少なかったが、クロスボールやフリーキックなど終始、冷静にボールを処理。上々のデビューとなった。

森保監督は鈴木の選出理由について「アジアの戦い(U23アジアカップ)の中で、ハイパフォーマンスをしていたことで招集した。リーグ戦に出ていないが、GK西川周作もここにいてもおかしくはない選手。浦和には日本代表レベルのキーパーが二人いるということ。その中で彩艶が選ばせてもらった」と話すと、この日のパフォーマンスについては「いい集中して攻守で絡んでくれた。クロスの対応で躊躇せず勇気をもって相手と接触しながら防ぎ無失点に貢献してくれた。攻撃ではマイボールで受けたあとに速く展開しようと周りを使ってチームにテンポをもたらしてくれた」と評価した。

それぞれが与えられた役割を全うし、存在感を示した選手たち。ワールドカップ本大会に向けてのアピールは続いていく。

なお、E-1第2戦は24日(日)、中国代表と対戦する予定だ。

《得点》
2分:相馬勇紀
20分:町野修斗
22分: 西村拓真
40分:西村拓真
55分:相馬勇紀
57分:町野修斗


《交代》
HT DF谷口→DF中谷進之介
64分:FW西村→FW岩崎悠人
64分:MF水沼→MF脇阪泰斗
64分:FW相馬→FW宮市亮
74分:DF山根→DF大南拓磨











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