シーズンの始まりを告げる大会、「FUJIFILM SUPER CUP 2022」が2月12日(土)に日産スタジアムで行われる。
21年Jリーグ優勝チーム・川崎フロンターレと第101回天皇杯を制した浦和レッズとの対戦になる今回の大会を前にオンラインによる記者会見が行われた。
写真提供:Jリーグ
会見には村井満チェアマンのほか、大会アンバサダーとして川崎F側から中村憲剛氏、浦和側からは昨季限りで現役引退した阿部勇樹氏が登壇した。
大会にむけ、中村氏は「J公式戦一発目の試合。キャンプでやってきたことを発揮して、勝つことで良いスタートを切りたい」と話せば、阿部氏は「川崎、浦和、そしてJリーグの多くのサポーターが待っている試合。この試合からリーグが始まる、注目される試合」と大会の意義を語った。
川崎対浦和のカードは2019年以来、3大会ぶり2度目。中村氏も阿部氏も前回の対戦で同じピッチに立っていた。
当時を振り返り、中村氏は「(2019年は)川崎がリーグ3連覇を目指したシーズン。埼玉スタジアムでの開催なので、いうなればアウェイだったが、ここで3連覇を目指すチームとしての内容と結果を求めて戦った試合だった。(試合は)新しく加入したレアンドロ・ダミアンが決勝点を決めたことで彼自身も乗れた。いいスタートを切れた大会」と言えば、阿部氏は「(この大会に)4回、ピッチに立たせてもらっているが一回も勝っていない。それがとても悔しくて、勝ちたいという気持ちだった。埼スタでの試合ということでサポーターの皆さんに笑顔で帰って欲しいと思い戦った。あの試合では後半から出場して、中村選手をマークしていたので、あの決勝点はよく覚えている。僕自身、カップを掲げることはできなかったがことしこそは頑張って欲しい」と期待を込めた。
阿部氏が話すようにこの大会に2007年(0-4、対G大阪)、2015年(0-2、対G大阪)、2017年(2-3、対鹿島)、2019年(0-1、対川崎F)の4度出場しているが、印象に残るのは2007年大会だ。
「浦和に移籍して初めての試合で初めてタイトルがかかった試合。0-4で負けたので悔しかったのを覚えている」と語った。
また阿部氏は選手が大きく入れ替わった今季の浦和についても言及。
「浦和はことし3年計画の最後の年。昨年以上、躍動してほしい」と話すとともに期待する選手について関根貴大を挙げた。
「関根選手は下部組織出身で、長く一緒に戦った。浦和を引っ張る姿を見せてほしいし、引っ張ることができる選手だと思う」と語った。
「FUJIFILM SUPER CUO 2022」は2月12日(土)日産スタジアムでキックオフは13時35分を予定している。
![]() |
2025/07/08
2025/07/07
2025/07/07
2025/07/07
2025/07/07
2025/07/06
2025/07/06
2025/07/06
2025/07/06
2025/07/06