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REDSニュース|日本代表・酒井宏樹、木曜深夜のサウジアラビア戦に向けて「前に出ていくエネルギーが必要」|レッズプレス!!

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日本代表・酒井宏樹、木曜深夜のサウジアラビア戦に向けて「前に出ていくエネルギーが必要」

FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選のサウジアラビア代表戦(10月7日・木/サウジアラビア)とオーストラリア代表戦(10月12日・火/埼玉スタジアム2〇〇2)に臨む日本代表メンバーに選出されている浦和レッズのDF酒井宏樹が、きょう5日(火)にオンライン会見に応じた。{!-- peekpoint --}

酒井は、最終予選の初戦であるオマーン戦でフル出場。その日の深夜にオーバーワークによる離脱が発表され、チームに戻って心身のリフレッシュに努めた。休養明けからは以前と変わらず不動の右サイドバックとして、力をいかんなく発揮し勝利に貢献。あらためて、今回の代表活動に招集された。

酒井は「試合が立て込んでいたが、ここ9年ぐらいはスケジュール的に変わりない。普通にやっているつもりだったが、チームとして結果、内容も伴わなかったことで露呈してしまった。個人としてはできると思って臨んでいたので不安はまったくない。チームとしてコンディションも悪く、オマーンのコンディションは良かった。プロ同士の一発勝負は何が起こるか分からない。そこに関しては勝敗が伴わなかっただけのことだと思う」と語った。

現在、予選リーグ2位のサウジアラビア代表、1位のオーストラリア代表戦と続くこの2試合が前半の山場となることは間違いない。4位の日本代表にとっては最低でも勝点4、欲を言えば勝点6は欲しい。

サウジアラビア代表との前回対戦である2019年のアジアカップ決勝トーナメント1回戦では1−0で勝ったが、ボール保持率、シュート数でも圧倒された。

サウジアラビア代表の印象について、酒井は「テクニカルな選手が多くチームとしてオーガナイズされている。中東にありがちなフィジカルを前面に押し出す訳ではなく、チームとして戦ってくる印象があった」と振り返る。

前回対戦時は、先制後に守りを固めてカウンターを発動させるプランだったという。「相手の力を加味しながら試合を進めていた」。

今回は日本サポーターが入ることのできない完全アウェイ。アジアカップ時のように我慢を強いられる時間帯が多くなるかもしれないが、酒井はどの部分に重きを置くのだろうか。

「前回の試合では守備に対する比重が高かったのでディフェンスは安定していた。前の選手もプレスバックをしてくれていたが、前に行くときのエネルギーがなかったのが事実。そこを改善できるか大事。チームとして共有したい」と酒井は言う。

J1第30節・FC東京戦では相手ペナルティーエリア内まで侵入してゴールを奪った。続く第31節のヴィッセル神戸戦ではセットプレーの流れからヘディングで狙ってネットを揺らしたものの残念ながら得点が認められなかったが、隙さえあれば得点を狙う貪欲さが見られた。

リカルド ロドリゲス監督の下で得点に絡む意識が高まっているからからこそ、酒井の攻撃参加にも期待がかかる。

今回の戦いは勝点3を取るだけに集中して臨む。「プランは試合状況によって変わっていく中で、90分間、みんなでマネジメントしていきたい」と強い思いを話した。

ライバルチームよ、かかってこい。日本には頼りになる男、酒井がいる。





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