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REDSニュース|W杯最終予選を前に。酒井宏樹「ホームでの勝点3がスイッチになる」|レッズプレス!!

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W杯最終予選を前に。酒井宏樹「ホームでの勝点3がスイッチになる」




(石田達也)

FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選のオマーン代表戦(9月2日・木/吹田スタジアム)と中国代表戦(9月7日・火/ドーハ)に臨む日本代表メンバーに浦和レッズから選出されたDF酒井宏樹が、きょう30日(月)、オンライン会見に応じた。

きのう29日(日)、アウェイでの湘南ベルマーレ戦を終え、この日の正午に日本代表に合流。「疲れはあるが試合に出場できることは幸せ」と笑顔で答えた酒井。

厳しい戦いが待ち受けるが「求められるものを全うしたい。チームが勝てるようにプレーしたい」と自分の役割を力強く話す。

そして、最終予選を勝ち抜くためにスタートダッシュの重要性を説いた。日本は、前回の最終予選で逆転負け(1−2)の黒星スタートとなった。

酒井は「(初戦)ホームでの勝点3がスイッチになる。前回の予選では自分たちを追い込んでしまった。前回のようにならないよう気を引き締めて大事さを持って臨みたい」とコメント。

9年ぶりにJリーグに復帰した酒井は、14日(土)のサガン鳥栖戦から5試合連続フル出場し、相手を突破させない力強いディフェンスと対人能力の強さを披露し浦和のサポーターを唸らせている。

Jリーグでも、まだまだ成長できると信じている。どこのリーグやチームでプレーするかが大事ではなく「自分の中でどれだけ意識を高めてプレーをすることが大事」だと考えているという。

「結局は自分自身。(海外にいた)9年間で成長できたかは分からないが、試合数も結果を残し成長したと周りの評価をもらい、自分は常に成長していると思って練習をしているので、それを続けるだけだと思っている」(酒井)。

世界の最前線を知る酒井は、代表でも浦和でも主力としての風格を漂わせてさえいる。要求すべき部分は周囲にしっかりと伝えるが「あーだ、こーだ」と口で言うタイプではない。自らの姿勢を背中で語り、リーダーシップを取るタイプだ。浦和でも酒井の姿勢を見て刺激を受けている若手も多いだろう。

日本代表に欠かせない不動の右SBは、自身3度目のワールドカップ出場を目指し、勝利だけを追い求める。







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