8月6日(金)、U-24日本代表は、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)で、U―24メキシコ代表を相手に53年ぶりとなる銅メダルを懸けた最後の戦いに挑んだ。
浦和レッズのDF酒井宏樹は右サイドバック、OBのMF遠藤航はボランチで先発。DF橋岡大樹(期限付き移籍中)とGK鈴木彩艶はベンチ外となった。
グループステージでは2−1で勝ち切った相手だが、メキシコもリベンジを狙う。酷暑での連戦による疲労が心配された中で、力を振り絞って遠藤は日本のファーストシュートを放つ。8分、敵陣でボールを拾ってミドルシュートを狙った。
しかし、中盤での奪われ方が悪く、13分に遠藤がうしろから相手を倒してPKを献上。先制点を許した。さらに、22分に警戒していたセットプレーから失点。24分にはサイドからゴール前に進入したMF相馬勇紀が、30分にはFW林大地がシュートを放つなど、ゴール前に迫るが得点を奪えず、2点のビハインドを背負ったまま、ハーフタイムを迎えた。
だが58分、コーナーキックから失点し、0−3。さらに難しい展開を強いられることになった。
まず1点が欲しい日本。68分に途中出場の上田綺世がシュートを打つが決定機を生かせない。DF酒井は機を見て前線に絡んだ。
日本の反撃は78分。途中出場のMF三笘薫がドリブル突破から左足を振って1点を返す。
アディショナルタイム4分が提示され、最後の力を振り絞ったが日本の反撃も及ばず、埼玉スタジアム2〇〇2に試合終了を告げる笛が鳴り響いた。
前半の失点、セットプレーの対応が最後まで響きメダル獲得とはならず、日本の悲願はパリ五輪へと持ち越された。
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