8月3日(火)、U―24日本代表は、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)準決勝でU―24スペイン代表と埼玉スタジアム2〇〇2で対戦し、0―1で惜敗した。
U―24日本代表は[4−2−3−1]の布陣を組み、浦和レッズのDF酒井宏樹は右サイドバック、OBのMF遠藤航はボランチで先発。DF橋岡大樹(期限付き移籍中)はベンチメンバー、そしてGK鈴木彩艶はベンチ外となった。
本大会前には1−1の引き分けで終わった両者が、4試合を経て相まみえた。
ボール保持力の高いU―24スペイン代表に対し、日本は出足の鋭いプレスをかけつつ、中を締めパスを遮断し粘り強く対応。右サイドでは酒井が相手の突破を防いだ。
35分には中盤から上がった遠藤がクロスに飛び込む。
全員で体を張ったディフェンスを披露した日本は、39分にはGK谷晃生がファインセーブを見せる。
それでも、自分たちのボール回しをさせてもらえない我慢の時間が続いた前半だった。
後半に入ると、少しずつ相手のプレーに慣れてきたように映った。
58分には、一度は吉田麻也によるファウルとしてPKの判定が出たものの、VARの結果、ノーファウルに。その後も押された日本だったが、ゴールを死守した。
強敵を前にタフなゲームとなった試合は90分では決着が付かず、延長戦に突入。
引き続きスペインに深い位置まで攻められるも、チャレンジ&カバーを徹底して守り続けた。101分にはカウンターを発動させ左サイドのクロスを途中投入されたFW前田大然がヘディングで合わせるが、惜しくも枠を捉えきれない。
ともに疲労からが止まる中、一瞬の隙を突かれ115分に失点。
118分にはDF橋岡大樹を投入し、吉田を前線に上げて反撃を試みた。
ただ、3分のアディショナルタイムでも日本に得点は生まれなかった。
死力を尽くしたものの決勝戦への壁はかった。
だが銅メダル獲得の可能性は残されている。
3位決定戦は6日(金)、U―24メキシコ代表と対戦する。
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