7月25日(日)、日本代表は第32回オリンピック競技大会(2020/東京)グループステージ第2節でU-24メキシコ代表と埼玉スタジアム2〇〇2で対戦し、2-1で下した。
浦和レッズのDF酒井宏樹は右サイドバック、OBのMF遠藤航はボランチで先発。GK鈴木彩艶はベンチ外となった。
2012年ロンドン五輪準決勝で、日本が1−3で屈した因縁の相手のメキシコとの一戦は、6分に動く。
右サイドで酒井宏樹からのスルーパスを受けたMF堂安律が中央にクロスを送ると、MF久保建英が左足のアウトサイドで合わせ先制に成功。
勢いに乗った日本は11分、VAR判定でPKのチャンスを得ると堂安がゴール中央に突き刺し、序盤で2点のリードを奪った。
メキシコは個人技で推進力を強めて日本守備陣のフィルターを破りにきたが、これには日本が落ち着いて対応。綻びを見せず前半を終えた。
後半の立ち上がりからメキシコがポゼッションを高める展開となるも、日本は全員守備を徹底。一人ひとりが相手に体をぶつけて冷静に対応する。
押し込まれていた日本だったが、68分、抜け出した堂安を倒したメキシコのDFにレッドカードが提示される。それでも85分、自陣の深い位置で反則を与えるとフリーキックから失点。その後もセットプレーでピンチを迎えたが、最後まで粘り強く戦い、試合を終えた。
遠藤を筆頭に球際で戦い、献身的にハードワークして「いい守備から良い攻撃」を徹底した。
これで勝点6となり、メキシコを抜いてグループ首位に立った日本。グループリーグ突破に大きく近づいた。
一方、同組のフランスが南アフリカを4―3で下したことで、日本のグループステージ突破は最終節のフランス戦へと持ち越された。
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