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REDSニュース|シント=トロイデンVVに期限付き移籍中の橋岡大樹が東京五輪への意気込みを語る |レッズプレス!!

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シント=トロイデンVVに期限付き移籍中の橋岡大樹が東京五輪への意気込みを語る



東京五輪に臨む日本代表メンバーに選出された橋岡大樹がオンライン会見を行い、大会に向けた決意を語った。

まず橋岡は「金メダルを獲る目標に対して向かい合い、活躍をしていい結果を残したい」と口にした。

五輪の登録メンバーはわずか18名だが、橋岡は4バックのCB、3バックではCBとウイングバックでもプレーが可能で、ポリバレントな能力が魅力の1つでもある。

「わずか18名でグループステージは中2日で行われる。自分が選ばれたのは複数ポジションでプレーできることが決め手になったと思うし、フィジカルの強さも重要で自分の強さは通用すると思っている」

今年1月に海を渡りベルギーリーグでもガムシャラにプレー。しっかりとポジションを勝ち取ったが、自身の成長について「(海外挑戦は)五輪後でもいいのではと言われたが、自分の意志は固く絶対に試合に出場する気持ちだった。成長したのは一番がメンタル面」だと言う。日本でプレーをしていたときには、ミスをした後に次のプレーまで引きずることも多かったが、いまは引きずらず次に良いプレーをしようと切り替えができている。「ベルギーにいって強化された実感がある」とミスをした後の振る舞いでも成長。サッカー選手として必要な図太さも身につけた。

これについて、身近で彼を見ていたシント=トロイデンVVの立石敬之CEOは「強い気持ちを持てるようになったこと、人間力もありチームに入り込んでいる」と話した。

また知っているユーザーも多いと思うが、いとこの橋岡優輝は陸上・走り幅跳びのスペシャリストだ。もちろん彼も東京五輪への出場を目指して研鑽を重ねている。

競技は別だが、夢は一緒に五輪の舞台で日の丸を背負い戦うことだ。

橋岡は「(優輝から電話で)おめでとう、次は俺の番だねと。日本選手権で優勝し選ばれたいと言っていた。自分は期待をして、それを待っている」と2人のやり取りを明かしてくれた

そして浦和のメンバーから「いろいろと連絡をもらった。『おめでとう』だけではなく、『ここがゴールではない。活躍するのが目標なので頑張ってくれ』とみんなが言ってくれた」。日本を、浦和を代表し、結果を残すことで良い報告をする覚悟だ。

日本代表のグループAには、南アフリカ、メキシコ、フランスと強豪国が並び、死の組と言われているが橋岡は「相手がどこであろうと自分たちがやることをやれば結果はついてくる。最高の準備をして本大会に臨みたい」と意気込みを口にした。

橋岡は自分の持つ精一杯の力をチームに還元し、一番輝くメダルを獲りにいく。





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