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REDSニュース|U-20日本代表候補トレーニングキャンプ取材 武田英寿「自分がレベルアップできるサッカー」|レッズプレス!!

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U-20日本代表候補トレーニングキャンプ取材 武田英寿「自分がレベルアップできるサッカー」

(石田達也)

きょう22日(月)から3日間、高円宮記念JFA夢フィールド(千葉県)でU-20日本代表候補トレーニングキャンプが実施されている。浦和レッズからは武田英寿と鈴木彩艶の2名が参加。全体練習終了後にビデオ会議システムZOOMを使って武田と記者をつなぎインタビューを行った。

FIFAは新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑み、5月にインドネシアで行なわれるU-20ワールドカップの中止が決定。この年代にとっては大きな目標を失ったが世界で活躍する選手を輩出するための“継続をやめない”意義をU-20日本代表を率いる影山雅永監督は次のように言う。

「この年代の強化を忘れてはいけない。世界を意識したトレーニングをし、チームとしても個人としても成長してもらいたい」

キャンプ期間は僅か3日間だが、武田は「影山監督は日本サッカーの向上を考えている。その期待に応え結果を残したい。合宿をやれていることに感謝をしながら恩返しできるように頑張りたい」と力強く語ると「(合宿では)紅白戦で得点をしアピールしたい」と続けた。

ここまで武田は公式戦5試合に出場し、経験だけでなく自信も付けている。試合に入れば“何をしなければいけないのか”“立ち位置”や“自身のプレーをやり切ること”を身につけた。

「試合に絡むことは多くなったが、出場時間が少ないのは事実。少ない時間でも、もっとアピールをしたい」と試合出場への貪欲さを失わない。



ボールを保持し相手陣地に押し込んでいく攻撃的なサッカーがリカルド ロドリゲス監督の目指す形だが、指揮官が落とし込むアイデンティティーに対しては「自分がレベルアップできるサッカー。監督はアイデアをたくさん出してくれる。今後のサッカー人生に対して良い経験になると思うし、良いチームになると思う」と力を込めた。

そして、今季より新設された「Jエリートリーグ」については「出場時間が少ないので、試合があるのはありがたいが、リーグ戦に絡んでいきたい」とトップチームで戦う覚悟を口にする。

このまましっかりとアピールを続け徐々に出場時間を増やし、あとは結果を残すだけである。

武田は、世界で通用する選手になるため切磋琢磨をしながらレベルアップを図っていく。


(石田達也)















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