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REDSニュース|「浦和レッズの存在をもう一度、見つめなおす期間だった」。立花洋一代表、経営状況を語る|レッズプレス!!

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「浦和レッズの存在をもう一度、見つめなおす期間だった」。立花洋一代表、経営状況を語る

きょう6月10日(水)、ビデオ通話アプリ「ZOOM」を使った合同取材に立花洋一代表が登場。

新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴うJリーグの中断、そして再開予定の発表を受け、浦和レッズの現状の経営面について、説明された。

立花代表によれば、昨年度の収入は過去最高の82億円を得たが、今年度は最大20試合のホームゲームで制限がある(無観客試合、5000人限定、入場率50%など)ことを踏まえ、20億円の減収を想定。最大10億円の赤字と予想している。

そのため現在、収入を増やす方法を模索するなか、今月13日(土)動画投稿サイトYouTube内の「浦和レッズオフィシャルYouTubeチャンネル」で流されるJ2町田ゼルビアとのトレーニングマッチの際、ギフティング(投げ銭)企画をテスト導入。

一方で、役員報酬とクラブスタッフの一時金削減の検討を明らかにした。

また会場を埼玉スタジアムだけでなく、浦和駒場スタジアムでの実施も可能ではないか?という質問に立花代表は電飾看板の移動やいわゆる三密防止のため、埼スタでの統一開催の考えを示した。

この中断期間を踏まえ、立花代表は「クラブ、チームで新しい取り組みができた。選手の協力には頭が下る思い。選手には引き続きやってほしいと伝えた。また、あらためて浦和の街に寄り添う思いを強く感じた。浦和レッズの存在をもう一度、見つめなおす期間だった。多くのパートナー企業の方々に協賛していただいているのはスタジアムの熱気、それはファン・サポーターの応援があったからこそ。そのためにも頑張らなければならないと選手にも伝えた」と話した。

なお会見は約50分行われ、約40人のメディアが出席した。



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