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REDSニュース|大槻毅監督、来季続投。土田尚史SDは根本的なクラブ改革着手を名言|レッズプレス!!

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大槻毅監督、来季続投。土田尚史SDは根本的なクラブ改革着手を名言

浦和レッズはきょう12月8日、大槻毅監督が来シーズンの続投を発表した。

立花洋一代表は「選手理念にも掲げている『浦和を背負う責任』とチームコンセプトを良く理解した大槻監督に引き続き担ってもらいます」と続投の理由を語った。

立花代表が語った「チームコンセプト」とは何か?

このことについて土田尚史スポーツダイレクター(以下・SD)は「個の能力を最大限に発揮すること」「前向きに、積極的に、情熱的に戦うこと」「攻守に切れ目なく、常にゴールを奪うためのプレーを展開すること」この3つを挙げ、「このコンセプトによるチーム作りのスタートにあたり、大槻監督にはその資質があると確信しました」と理由を語った。

さらに土田SDは公式HP内で「レッズと『浦和』の関わりがだんだん薄れてきているような、そんな思いにとらわれてなりませんでした。クラブのあり方などについても根本的に改善すべきことがあるのではないかと思うようになりました(中略)浦和レッズというクラブ全体が変わらなければ、絶対にチームも変わらないということです。「浦和を背負う責任」というのは、強化部門だけに限ったことではありません」と抜本的なクラブ改革に着手することを明言した。

<立花代表コメント>
今シーズンの大槻監督は、5月末に前任監督の後を受けて就任して頂きました。
結果として、ACLでは準優勝、リーグ戦では14位と当初目標としたJリーグとACLの2冠は達成出来ませんでした。リーグ戦の結果につきましては、国内外の連戦が続く中、チームづくりや準備に十分な時間がなかったことも要因の一つであり、クラブとして責任を痛感しております。
2020シーズンは、浦和レッズがめざすサッカーのコンセプトを明確に描き、実践するために、トップチームに特化したSD(スポーツダイレクター)・TD(テクニカルダイレクター)体制を構築し、強いリーダーシップのもと、監督・スタッフの任命を行うことにしました。選手理念にも掲げている「浦和を背負う責任」と、チームコンセプトを良く理解した大槻監督に引き続き担ってもらいます。

《土田尚史SDコメント》
来シーズンに向け、浦和レッズが目指すべきことや、今シーズンの課題とその改善策について、大槻監督と話し合いを行って参りました。その中の重点項目の一つは、チームに「浦和を背負う責任」を植え付けることです。「浦和を背負う責任」とは何たるかを理解し、体現出来るチームにすることです。その点において大槻監督は、ユース年代の指導時から「浦和」にかかわり、「浦和を背負う責任」を熟知しています。

もう一つは、「個の能力を最大限に発揮すること」「前向きに、積極的に、情熱的に戦うこと」「攻守に切れ目なく、常にゴールを奪うためのプレーを展開すること」というチームコンセプトを明確にし、短期ばかりでなく、中長期的にチームを成長させていくことです。このコンセプトによるチーム作りのスタートにあたり、大槻監督にはその資質があると確信しました。

来シーズンのチーム始動から、同じコンセプトを持った大槻監督に指揮を執ってもらい、一層、チームを成長させ、ピッチで選手が表現できるように、共に取り組んで参ります。
ファン・サポーターの皆さまには、引き続き、熱いサポートをお願い申し上げます。




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