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REDSニュース|浦和レッズ株主構成の変更について|レッズプレス!!
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浦和レッズ株主構成の変更について
浦和レッズは、11月1日(火)の取締役会にて株主構成の変更を承認した。
三菱自動車工業株式会社(日産自動車株式会社が34パーセント出資)が保有する浦和レッズの株式を、三菱自動車と三菱重工業株式会社との共同出資の新会社に譲渡する要請を受けてのこと。公益財団法人日本プロサッカーリーグから、Jリーグクラブライセンス交付規則にある「他クラブの経営等への関与の禁止」に抵触する恐れがあると指摘されていた。
また選手や練習環境整備への投資を含むチーム強化および自己資本の充実や基幹システム構築、経営基盤を強化するために、第三者割当方式による増資も検討している。
■2社による新会社
ダイヤモンドF.C.パートナーズ株式会社(仮称)
11月中旬設立予定
事業内容:浦和レッズの株式を保有することによる浦和レッズ事業活動の経営および管理
出資比率
三菱自動車39.2パーセント
三菱重工60.8パーセント
《質疑応答》
Q:淵田敬三社長の率直な感想は?
A:三菱自動車が筆頭株主として浦和レッズを支えてきてくれたことは、ありがたく思っている。今後も主要な株主として支えていただくことは、ありがたく思っている。もともと浦和の母体であった三菱重工が加わってくれるのは非常に心強いこと。いま成績が良いが、こうした支援体制を受けながら、さらに発展ができると思っている。
Q:取締役会での意見は?
A:同じような意見を受けました。反対意見はありません。
Q:今後の動きは?
A:株の譲渡や会社設立の手続きがあると思います。11月中旬には会社が設立され株が移動していくと思います。
Q:第3者割当方式による増資は?
A:取締役会で決議がなされた。われわれを支えてくださるパートナーの皆さま、さらに新規の方に参画いただければいいと考えている。
Q:ファン・サポーターに対して?
A:この問題が起きた時に「浦和は赤のままです」と言ったが、それを実現できて良かった。新たな支援が盤石だということ、さらなる発展を目指していけるということです。私としては心強い、ありがたい結果となったと思っている。
Q:第三者割当方式の規模は?
A:発行株式が4000株。いま3200株発行している。最大800で考えている。
Q:チームの強化について
A:資本が充実してくるので投資がしやすくなる。チームをベースから支える選択肢が増える。今後、検討をしていきたい。
Q:チーム独自の採決は?
A:自分たちで自立経営ができるクラブなので自由度はある。しっかりした経営をしていきたい。
(石田達也)