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REDSニュース|[代表]ケーヒルが途中から出てこようが……|レッズプレス!!
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[代表]ケーヒルが途中から出てこようが……
サッカージャーナリスト・六川亨による日本代表レポート。
あす10月11日(火)に迫ったオーストラリア代表との大一番。前日となるきょう10日(月・祝)、日本代表は午後17時30分から試合会場となるドックランド・スタジアムで1時間ほどの練習を実施した。いつものように8対2のパス回しによるウオーミングアップでは、柏木陽介と西川周作、槙野智章の3人は仲良く同じグループでプレー。そして、きのう9日(日)までとは異なり、試合をあすに控えて「やるべきことはやった」という満足感と自信からか、チーム全体の雰囲気が明るくなっていた。もちろん左足首痛の岡崎慎司が初めて全体練習に参加したことも影響したかもしれない。
さて、そのオーストラリアには、36歳のベテランながら過去の日本戦で5ゴールを奪って「天敵」とも言えるティム・ケーヒルがいまだ健在だ。178センチながら空中戦にめっぽう強く、日本は何度も痛い目に遭ってきた。10月6日(木)のイラク代表戦後、柏木は「フィジカル的な要素で、まだ海外組と国内組には大きな差がある。そして海外組でも日本人選手はフィジカル的な要素が不足していると思う」と日本の弱点を指摘していた。フィジカルのハンデは常に日本の弱点でもある。そんなハンデに西川は、「ネガティブに考える必要はないと思います。ケーヒルが途中から彼が出てこようが、しっかりと1人ひとりが責任を持って、日本のゴールを守るという責任感をピッチの上で証明していかなければいけないかなと思います」と冷静に話した。(サッカージャーナリスト・六川亨)