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REDSニュース|[代表]リオからの便り(8月9日)|レッズプレス!!

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[代表]リオからの便り(8月9日)

サッカージャーナリスト・六川亨によるブラジルからの現地レポートを掲載。


遠藤航
スウェーデンとの“決戦”を前日に控えた8月9日、リオデジャネイロ五輪日本代表は午後6時から地元の名門クラブ、ヴィトール・バイーアのスタジアムで1時間ほどの練習をした。このスタジアムは崖の窪みを利用して作った自然を生かしたスタジアムで、日本はボールを使ったウォームアップ後、コロンビア戦に出た選手はマットを使った入念なストレッチで明日のスウェーデン戦に備えた。

1時間ほどの全体練習後、遠藤と興梠は居残り練習をすることもなくピッチを後にする。明日への決戦に備えて心の準備をしていたのかもしれない。その後のミックスゾーンでは、この日は遠藤と興梠の出番はないはずだったが、グループリーグの最終戦とあってキャプテンの遠藤が取材に応じた。いつもと変わらず泰然自若とした雰囲気ながら、「コロンビア戦は勝てた試合なので、次は絶対に勝ちたい。あとがない状況は分かっているので、目前の試合に全力を捧げてやらないといけないのは(チーム全員が)分かっている」と、その言葉には力がこもっていた。

(サッカージャーナリスト・六川亨)



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