元気、俺を抜いてみろ
リーグ32試合すべてに出場していた槙野智章が前節のサンフレッチェ広島戦で受けた警告により、サガン鳥栖戦は出場停止になった。ミシャサッカーにとって大きな痛手だが、練習では思わぬ効果が生まれそうだ。
ゲーム練習では、試合さながらの攻防が見られる時がある。味方とはいえ、真剣勝負であるからこそ互いに手を抜かず、こうした攻防に発展する。きょうは原口元気と槙野が激しく競り合った。この組み合わせ、これまでは味方としてピッチに立つことが多く、初めてだと言っても良い。その激しさは、見学に訪れていた男性が思わず「おぉ」と声をあげて拍手を送るほど。練習後には、加藤順大が槙野に「ガツンとやっていたね」と声をかけていた。チームメイトにも印象に残った場面だったようだ。
原口は「(槙野は)フィジカルが強い。(槙野を)抜くことができれば点を取れるだろう。(きょうの攻防は)やっていて楽しかった」と振り返った。槙野も「俺を抜くぐらいじゃないとね」と笑い、浦和の最前線に立つ原口に、あすも手加減なしにプレッシャーを与えるつもりだ。
これまでは山田暢久を相手にすることが多かった原口。「ヤマさんと(のマッチアップ)だって勉強になる」と話すのは槙野。原口は身近にいる強力なディフェンダーを相手に勝つことから戦いは始まっている。目標の2ケタ得点まで、あと4点。

練習はすべて勉強の場に