元気先制も4分後に同点に
広島戦 1対1 引き分け
前節のヴァンフォーレ甲府戦で敗戦した浦和レッズにとって、今節のサンフレッチェ広島戦での勝利は必須だった。次節のセレッソ大阪戦は日曜日に控える。この連戦を乗りきるためにも、そして再びチームに勢いをつけるためにも勝ち点3が欲しい試合だった。
また、前半だけで柏木陽介と山田直輝にイエローカードが出され、C大阪戦は攻撃の軸となる二人が同時に累積警告で欠場となった。現在の浦和にとって、これは大きな痛手だ。次節を見据えたところでも、自然と闘争心あふれるプレーが出ていた。
広島のペトロヴィッチ監督はハーフタイムでMF青山敏弘を下げ、FW李忠成を投入し、攻撃に重点を置いた。一方の浦和のペトロヴィッチ監督はこのタイミングでは動かず。この交代が後半の流れをどう動かすか。
先に試合を動かしたのは浦和。54分、左から出たパスをデスポトビッチがディフェンダーに囲まれながらもキープ。フォローに入った山田直輝、さらに後方からスピードに乗った原口元気がフォローに加わり、原口はボールを保持すると思いきりシュート。ゴールネットを揺らし、浦和が先制点を奪った。
だが、その4分後の58分、浦和は右サイドで高い位置をとるミキッチにセンタリングを許し、中央では後半から出場の李忠成に合わせられ、すぐさま同点にされた。
62分、浦和のペトロヴィッチ監督は山田直輝、デスポトビッチを下げ、マルシオ・リシャルデス、マゾーラを同時投入。広島は佐藤寿人を下げ、MFムジリを起用した。また、浦和は76分に田中達也を下げ、エスクデロ・セルヒオを投入した。
互いに1点を奪ってから、ボールはさらに激しく動くようになった。75分を迎える頃からは両チームともカウンター狙い。守備陣の必死の守りが何度も見られた。浦和は前線の三人を代えたが、なかなか機能せず。原口にもボールが入らなくなった。
ロスタイムは4分。90+3分には李にシュートを打たれたが、かろうじて加藤がポストの外へ出した。その後のコーナーキックも広島DF水本裕貴に狙われたが、逆転弾は逃れた。広島戦は1対1の引き分けに終わり、浦和は勝ち点1の加算で終わった。次節はC大阪との対戦。柏木陽介、山田直輝がそろって累積警告のために出場停止となる。