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福岡戦=試合ダイジェスト

4月24日以来の勝利!
福岡戦 3対0 勝利

前節の清水戦の先発11名から、出場停止明けのスピラノビッチの起用を含む4名の選手交代を言い渡したペトロヴィッチ監督。システムを4-4-2にし、マゾーラがエジミウソンに代わって起用され、田中達也とコンビを組んだ。ボランチはキャプテン鈴木啓太と今季新人の小島秀仁が抜てきされ、中盤を形成した。

攻撃的な位置には右にマルシオ・リシャルデス、左に山田直輝が入った。山田直輝は左の位置にとどまらず、運動量豊富に中央のスペースにも顔を出し、ボールを動かした。後半に入ると、山田直輝が動いた後のスペースに両サイドバック、右の高橋峻希と左の平川忠亮が絡むようになり、全体の攻撃に連動性が生まれ始めた。

試合が動いたのは、リズムが出てきた53分のことだ。ゴール前でマゾーラがキープすると、中央のマルシオへ。そのマゾーラとマルシオの間を飛びこんでいったのは、田中達也でも山田直輝でもなく、守備的な役割でピッチに立っていたキャプテン鈴木啓太だった。ボール保持率は前半から浦和が優位に立っていたとはいえ、プレッシャーのかかる重苦しいムードを払拭するひと蹴りはやはり経験豊富な選手だった。鈴木啓太はゴールを決めるとすぐにゴール裏に構えるサポーターの前へ。胸のエンブレムをがっちりとつかみ、喜びを分かち合った。

先制した浦和。先制された福岡。その後の数分間は福岡が強引にボールを奪い、点を狙う機会が増えた。特に67分、浦和が福岡のコーナーキックのタイミングで得点者の鈴木啓太を下げ、山田暢久を投入した際には、そのセットプレーで浦和はフリーでシュートを打たれ、バー直撃というピンチに見舞われた。

運にも恵まれ、何とかゼロに抑えた浦和はベンチが動く。71分に今度はマゾーラを下げ、エジミウソンを投入。すると、73分にエジミウソンからの右からの鋭いセンタリングにニアサイドでマルシオが合わせ、シュート。豪快にゴールネットを揺らし、2対0とした。マルシオはチームメートを呼び寄せ、ベンチ前でゆりかごパフォーマンスを堪能。田中達也、小島秀仁、エジミウソン、山田直輝が共に喜んだ。

79分には、ペトロヴィッチ監督が今節ベンチへ下げた柏木陽介を起用。田中達也を下げて投入し、柏木は前めの位置でプレーした。試合終了間際の90分、柏木のもとにはビッグチャンスが舞い込んだ。フリーでゴールキーパーと1対1の場面。ふわりと浮かしたシュート、柏木は冷静だった。しかし、ボールは無情にもバーをたたく。「なぜだ?」そんな声が聴こえてきそうな表情がオーロラビジョンに映し出された。

だが、その直後。ロスタイムに入った時間帯で、柏木はペナルティエリア左でねばると、ゴール前のエジミウソンへセンタリング。エジミウソンは一度はトラップミスこそするも諦めずに押し込み、ダメ押しとなる3点目を決めた。大きな見せ場こそ一度きりだったが、柏木にとってここからの一歩が大事になる。山田直輝というボールを呼び寄せられる味方もピッチに戻り、今度の活躍に期待する。

試合は3対0で勝利。負けられない試合の中でつかんだ4月24日、名古屋グランパス戦以来のリーグ戦での勝利は大きい。あすからまたポジション争いがあり、先発の11名が選ばれる。チームがこの下位の位置からはい上がることをファンやサポーターは願っている。20240人のスタジアム、安堵感が広がった。さぁ、ここからだ。

大会/2011 Jリーグ ディビジョン1 第17節第1日 アビスパ福岡戦
日時/6月22日(水)19:04
会場/埼玉スタジアム2002
観衆/20240人
結果/3対0 (前半0対0) 勝利

浦和レッズ
監督/ペトロヴィッチ

≪先発メンバー≫
GK加藤順大
DF高橋峻希 スピラノビッチ 永田充 平川忠亮
MF鈴木啓太 小島秀仁 マルシオ リシャルデス 山田直輝
FW田中達也 マゾーラ

≪SUB≫
GK山岸範宏
DF宇賀神友弥 山田暢久
MF柏木陽介 梅崎司
FWエジミウソン 原一樹

□得点□
53分/鈴木啓太
73分/マルシオ リシャルデス
90+1分/エジミウソン

■交代■
67分/鈴木→山田直
71分/マゾーラ→エジミウソン
79分/田中達→柏木

アビスパ福岡
監督/篠田善之

≪先発メンバー≫
GK六反勇治
DF山形辰徳 丹羽大輝 小原章吾 和田拓三
MF末吉隼也 鈴木惇 田中佑昌 松浦拓弥
FW重松健太郎 城後寿

≪SUB≫
GK神山竜一
DF山口和樹 宮路洋輔
MF成岡翔 牛之濱拓
FW吉原正人 高橋泰

□得点□
なし

■交代■
60分/重松→成岡
74分/城後→高橋
77分/田中佑→吉原


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