back

無料練習レポート

top
変化し始めたスタジアムグルメ

変化し始めたスタジアムグルメ
5月13日から29日にかけて、レッズプレス!!内で実施した『スタジアムグルメ』アンケート。結果は1位:駒場らーめん(greenpal)、2位:埼スタプリン(埼玉県公園緑地協会)、3位:味千ラーメン(三宝苑グループ)となった。1位、2位の顔ぶれは、埼スタスタジアムグルメのベテラン選手である。他を圧倒する勢いがある。

その中で3位につけた三宝苑グループは、スタジアム南広場で不定期開催される『ご当地グルメブース』にも『炭火焼ホルモン』を出店し、胃袋を刺激するホルモンの香りを放ち、今、存在感を見せている。

鹿島アントラーズ戦が開催された5月21日(土)、26.1度を記録した埼玉スタジアム2002の南広場ではご当地グルメブースが登場した。店主が煙にまみれながら、新鮮なホルモンを炭火で焼き続ける。深皿にたっぷりのホルモンと野菜が盛られて、価格はワンコインの500円。美味しさの秘密は、ホルモンの新鮮さはもちろんのこと、添えられる秘伝の味噌だれにあるという。

ことし、これらスタジアム売店の管轄が営業部から運営部に変更された。どちらが担当しても集まったファンやサポーターが満足するサービス提供は合致するところだが、それぞれの部門の特性を活かしたアプローチ法がある。今回の「REDSPRESS EYES」では、運営部の売店に関する取り組みについてお届けしよう。

変化の一つは「スタジアムグルメマップ」の提供だ。広い敷地の埼玉スタジアム2002において、どのエリアにどんなグルメがあるのか、何を楽しんだらいいのかと迷ったことはないだろうか。結果的に自宅からスタジアムまでの道すがらで調達するという話もよく聞く。

運営部の大平進氏は「運営部に移管された今だからこそ、サポーターの意見を数多く取り入れていきたい」と話している。その意見の一つが上段にあるスタジアムグルメマップだ。また、こぼれ話でお届けしたが、浦和レッズでは数年前からスタジアム南広場にパラソルとテーブル、イスを設置し、試合前と試合終了後の時間、ファンやサポーターがくつろぐ場を提供しているが、この形式も夏季期間は変化がありそうだ。

運営部の取り組み、それはクラブ単体で行えるものではない。協賛する各パートナー企業との協力が不可欠だ。特に今、集客が減っている中でのアプローチは、ファンやサポーターの心に中にも届くものでなければならない。スタジアムに集まる人々は自分を「客」という意識で参加している者は少ない。“一緒に戦う者”として時間とお金を費やしている。売店各社の担当者はその彼らを間近で見て、彼らの声を敏感に感じている。普段からの意見交換や交流がサービスの大きなヒントになるのは間違いない。

運営部ではコンコース内にある売店各社に加え、ケータリングカーでのサービスも積極的に活用している。大平氏は「シーズンチケットホルダーが多い浦和レッズにおいて、毎試合同じ場所に同じ食事が楽しめる安心感と、毎試合違う味を楽しんでもらう驚きが必要。ケータリングカーやキッチンカーはそういった声に対応できるものと思っている」と話した。“飽きさせない”魅力を持ち続けること、それはトップチームの考えと通ずるものがある。

6月は、スタジアムグルメに注目して欲しい。6月18日(土)は「おとうさん ありがとうデー」として、パートナー企業であるキリンビール埼玉支社が提供し、『父の日ビール』が販売される。飲食売店で生ビール(600円)を購入頂いた方に、先着1万名様に麦芽を塩味でローストした、ビールの本場ドイツで人気のおつまみ『ぽりぽり一番』が1袋プレゼントされるそうだ。

協力に動いたキリンビール埼玉支社は「これまでの浦和レッズは来場者に対して直接プロモーションすることはなかった。サポーターの皆さんにこのような企画を提供することは喜ばしいことだし、パートナー企業としてもできる限りの協力をさせてもらいたい」と力強い言葉。担当者は「試合が行われるという情報すらも少なくなっている。このような企画が周知のフックになれば」とも話した。パートナー企業も一人のファンとして浦和レッズにかかわっていることがよく分かる。「また満員のスタジアムの中で選手がプレーする姿が観たい」と口にした。

継続的なサービス、これからが運営部の腕の見せどころだと感じている。
(有賀久子)

最新ニュース一覧


(c)REDS PRESS