ホームで第1戦を制す
山形戦 2対0 勝利
今季のヤマザキナビスコカップはトーナメント制となり、1回戦第1戦に臨んだ浦和レッズは対戦相手のモンテディオ山形から勝ち点3を奪い、第2戦へつなげた。
44分に高崎寛之がペナルティエリア内で倒されて得たPKのチャンスを、エジミウソンがきっちりと押し込み、1点を奪った(記録は45分)。89分にはU-22日本代表の原口元気が豪快なシュートで追加点を決め、勝利。公式戦6試合勝ち星から遠ざかっていた浦和にとって、また山形のアウェイゴールを封じての完封勝利であることも含めて、この勝利はタイトル奪取にむけて大きな弾みとなった。
前半からボールを保持し続けた浦和。先発出場の高崎はフォワードの役割として立ち上がりから積極的にシュートを放った。また、ターゲットマンとしても2トップの良さを活かし、精力的に動いた。一方の山形は最終ライン、中盤とラインを整えて堅く守りながらも、カウンター攻撃でゴールを狙った。ここは先発出場のGK加藤順大やセンターバックの永田充、山田暢久が冷静に対応し、決定機を与えなかった。
いくつかの得点チャンスの中で試合が動いたのは44分。高崎がペナルティエリア内で倒され、PKに。この得点機でエジミウソンがキッカーを務め、ゴール左へシュートを決めて先制した。前半は1対0と浦和リードで終了し、ハーフタイムに入った。
後半に入っても浦和は攻守にわたり、集中力高くプレーした。後半最初のマルシオのシュートはバーをたたく不運に見舞われた。しかし、57分、67分と途中出場した田中達也、マゾーラもスムーズに試合に入り、追加点のチャンスを狙った。72分の自陣ゴール前で1対1とした絶体絶命のピンチはGK加藤が鋭い反応で防ぎ、ゴールを許さなかった。
後半は同点弾を狙う山形も前へ出てきたため、一進一退の攻防になり、ボールはピッチ上をめまぐるしく動いた。83分、ここまで二人の交代カードを切っていた両チームの監督が同時に動いた。山形の小林伸二監督はDF山田拓巳を下げ、FW大久保哲哉を投入。浦和のペトロヴィッチ監督はFWエジミウソンを下げ、MF山田直輝を今季初起用した。同じタイミングで共に攻撃に定評のある二選手がピッチに投入された。
89分、交代選手を加えても全体のバランスを崩さず、戦っていた浦和。ここまでの時間、ドリブルをしかけてディフェンスをひきつけたり、中盤に下がって守備で貢献したりと走りまわっていた原口元気がペナルティエリア左から右足を思いきり振りきってシュート。これがゴール右上につきささり、貴重な追加点を決めた。体を張った守備陣にとってもうれしいゴールだ。2万3275人のスタジアムがどっと沸いた。
ロスタイム3分間も集中切らさず、試合終了の笛。浦和は2対0で勝利し、第1戦を終えた。追加点を奪った原口は完封勝利に貢献した加藤に思いきり抱きつき、喜びを分かち合った。アウェイゲームとなる第2戦は7月27日(水)に開催される。 ・・・続きを読む!