エジのゴールで準々決勝へ
磐田戦 1対0 勝利
元日決勝の舞台での歓喜を目指し、出そろったJリーグ16チームは第90回 天皇杯全日本サッカー選手権4回戦に臨んだ。東京国際大学、徳島ヴォルティスに勝利した浦和はヤマザキナビスコカップでタイトルを獲得したジュビロ磐田と対戦した。
浦和は細貝萌らの負傷に加え、柏木陽介までもが太もも肉離れで欠場となった。ボランチにはキャプテンの鈴木啓太と堀之内聖が入り、鋭いチェックで磐田の中盤を封じた。それでも磐田はスペースを見つけると、速攻で浦和陣内に攻め入り、ゴールを狙った。今季、浦和から常に勝ち点を奪っているという自信がプレーからも感じられた。
浦和は厳しい台所事情ながら、ポンテが先発復帰し、攻撃の起点になった。前節の京都サンガF.C.戦では途中出場ながらゴールを決めている。連続ゴールを狙い、ミドルレンジから積極的にシュートを放っていた。
また、サンフレッチェ広島戦から右サイドバックでプレーする岡本拓也も試合を重ねるごとに落ち着いた動きで1対1の強さという自身の特徴を見せた。きょうは左サイドバックの宇賀神友弥もアグレッシブな動きで高い位置を保っていた。また、攻撃陣ではサヌも果敢に攻め、ゴールを狙った。
試合が動いたのは42分。中盤からパスを受けた高橋峻希が左から低めのボールをゴール前へ入れると、エジミウソンがGKとDFの間に巧みに入って合わせ、先制点を奪った。前半は1対0と浦和リードで終了した。
後半、1対0のままの試合が動かぬ展開に、先に動いたのは磐田の柳下正明監督だ。64分、MF西紀寛を下げ、MF松浦拓弥を起用した。浦和も宇賀神が担架で運ばれ、70分、平川忠亮が投入され、左SBでプレーしている。両サイドバックをこなせる平川の存在は大きい。
交代直後、磐田のCKが続き、浦和はピンチを迎えたが、ポンテやエジミウソン、高橋も守備に加わり、岡本、堀之内らをバックアップして人数をかけて守りきった。75分、磐田はMF岡田隆を下げ、FWジウシーニョを起用してきた。浦和のフォルカー・フィンケ監督も83分、ポンテを下げ、濱田水輝を投入し、攻撃的な位置でプレーした。磐田はMF成岡翔を下げ、FW荒田智之を起用。最後のカードはやはりフォワードだった。
試合は前半42分のエジミウソンのゴールが決勝点となり、1対0で浦和が勝利。準々決勝へ進出した。準々決勝は12月25日(土)開催となり、ガンバ大阪対柏レイソルの勝者と対戦する。G大阪対柏は1対1のまま、延長戦に突入している。