広島戦=試合ダイジェスト
痛い敗戦…勝ち点を逃す
3日(祝・水)、ヤマザキナビスコカップ決勝で、延長戦の末、ジュビロ磐田に敗戦し、準優勝に終わったサンフレッチェ広島が今節の対戦相手。今季リーグ戦最後の関東圏外の遠征となった。
13時キックオフ。浦和の先発は出場停止やケガ人が影響し、複数のポジションにメンバーの変更があった。中でも4バックの顔ぶれは、右から岡本拓也、堀之内聖、坪井慶介、平川忠亮という組み合わせに。試合は豊富な運動量を誇る広島がカップ戦の疲れを感じさせない動きで、主導権を握った。それでも中盤で体を張った守りを見せる浦和に31分、チャンスがやってきた。
浦和は3分、14分、18分、27分とピンチとなったが、GK山岸範宏の好セーブに助けられ、ゴールを割らせなかった。迎えた31分、広島守備陣がGK西川周作を含め、自陣ペナルティエリア内でパスをつないできたところにサヌ、高橋がプレッシャーをかけ、ボランチの細貝も厳しいチェックで応戦し、ボールをカット。このボールをエジミウソンが拾い、ペナルティエリア右からシュート。見事にゴールネットを揺らした。連敗中の浦和が先制し、前半は1対0と浦和リードで折り返した。
ハーフタイム、広島のミハイロ・ペトロヴィッチ監督が動く。MF高萩洋次郎を下げ、FW佐藤寿人を投入。この交代が大きく流れを変える。51分、広島は前半からサイドの攻防を制していたMFミキッチが右からクロスボールを上げる。これをニアサイドで佐藤がスルー。中央でフリーになっていたFW李忠成がシュートを決め、1対1の同点とした。
その後、広島はMF高柳一誠を下げ、FW山崎雅人を投入。浦和も原口を下げ、MF鈴木啓太を起用。ボランチは啓太と細貝となり、柏木がトップ下でプレーする形になった。
63分、サヌがペナルティエリア内で倒れるも、ボールが流れ、CKの判定に。抗議したが、判定は変わらず。これは得点機につながらなかったが、この場面でベンチに入っていたナイチェルコーチが退席処分となった。抗議が原因か。
試合全体が慌ただしくなった70分、柏木から右SB岡本へパスがつながり、岡本はすばやく鋭く低めのクロスを前線へ送った。このボールに対して高橋が飛びこむも、わずかに合わなかった。75分にはフリーでエジミウソンがGKと1対1になるが、シュートはGK正面となった。
次の1点が決まらない。広島は李を下げ、MF森崎浩司を投入した。浦和も84分にサヌから高崎寛之、86分に岡本から濱田水輝に代えた。1対1で迎えた終盤、カウンターから高橋が抜け出そうとするも、森崎和幸に止められ、流れを切られる。森崎和には警告が出された。そして、このFKも浦和は決めきることができなかった。45分には柏木がサイドで相手を引きつけ、高崎へパス。つぶされるも、これはノーファール。
ロスタイムは3分。そして次の場面だった。広島のロングボールに走りこむ途中出場の佐藤寿人。ペナルティエリア内での勝負となり、GK山岸も前へ出てボールに向かうが、佐藤にこぼれ球を拾われ、角度のないところからシュートを打たれた。これがゴールネットへと吸い込まれ、浦和はロスタイムでまさかの失点をくらう。1対2、逆転を許した。
試合はそのまま1対2のスコアで敗戦となり、浦和は3連敗となった。