リーグ3連勝!エジ、元気が決めた!
C大阪戦 2対0 勝利
ホーム埼玉スタジアム2002でリーグ第26節・セレッソ大阪戦が行われた。9月18日(土)清水エスパルス戦から始まった埼スタ4連戦のラストゲーム。ここまで3試合の成績は2勝1分けと復調の兆しを感じさせる中、3位のC大阪との対戦は上位定着をはかる上で絶対に落とせない。
代表組のサヌ(左サイドバック)、細貝萌(ボランチ)が定位置に戻り、高橋峻希(右前め)がリーグ戦では清水戦以来の先発出場となった。攻撃はエジミウソンの1トップ気味の形で、後方に田中達也、高橋、原口元気が位置した。赤く染まったゴール裏ではハートの12が入った赤白黒の幕を広げ、ピッチに登場した選手を後押しした。
15時5分キックオフ。浦和はC大阪FWアドリアーノを軸とした速攻に警戒しながら、全体をコンパクトにし、パスをつないだ。前めに位置する高橋、原口は豊富な運動量を活かし、ポジションチェンジを繰り返して攻撃に絡む。ボランチの柏木陽介、細貝の2人もC大阪MF清武弘嗣、MF家長昭博を見つつ、攻撃に参加した。
試合が動いたのは14分。互いに中盤でのファールが多くなった時間帯だった。慌ただしくボールが動く中で、浦和は原口、達也、エジミウソンとつなぎ、シュート。エジミウソンの今季12得点目が決まり、浦和が先制した。直後、達也が右ひざを痛め、ドクター、トレーナーによるアイシングの治療を受けた。
3位のC大阪も反撃を開始する。21分にはFKからのカウンターで一気に浦和陣内へ。センターバックの坪井慶介が快足を活かして一度は防ぐも、フォローにまわっていたFWアドリアーノがこのこぼれ球をシュート。ゴール右外にそれ、難を逃れた。アドリアーノはこのプレーでピッチに倒れこむ。この時間を使い、達也は再びアイシング治療を受けてピッチに戻ったが、25分、高崎寛之と交代した。
前半終了の笛が近づくにつれ、C大阪ペースへと変わっていく。セットプレーの数も多くなり、CKではキッカーを務めるDF丸橋祐介のボールがゴール前の選手たちに合ってきた。迎えた40分、左CKからニアサイドでMFアマラウが頭で合わせたシュート。これは左ポストをたたき、浦和は救われた。苦手意識の強い、終了間際の攻防を選手たちは防戦一方になりながらも全員で戦い抜き、前半は1対0と浦和リードでハーフタイムに入った。
後半に入り、フィンケ監督のハーフタイムコメントにあるように、浦和は前半同様にコンパクトな陣形を保ち、試合を進めた。前線も2トップへ変更する。だが、試合はじりじりとC大阪が浦和ゴールへと近づき、厳しい戦いを強いられる。C大阪のクルピ監督の「冷静に、我々のサッカーをしっかりやっていこう」という自信に満ちあふれた言葉が、今季のC大阪の好調を示していると言える。
それでも浦和は柏木&細貝が中盤の危険地帯をおさえ、最終ラインでは山田暢久がアドリアーノ相手にも体をうまく使い、仕事をさせなかった。攻撃はスペースを活かすワンチャンス狙い。75分、クルピ監督が大きく動く。FWアドリアーノを下げてFW播戸竜二を、清武弘嗣を下げて小松塁を投入した。相手の動きを見て、フィンケ監督は堀之内聖投入の準備を進める。77分、途中出場の高崎を下げ、堀之内をピッチへ送りこんだ。堀之内はボランチと最終ラインの間、アンカー役としてプレーした。
迎えた79分、原口が左サイドでボールをもつと、中央へ得意のドリブルを開始。「ゴールに向かって攻めたら、最後まで責任をもってシュートで終わらなくちゃいけない」と話していた言葉通りに、原口は迷いを見せずにシュート。ゴール右すみにミドルシュートを決め、貴重な2点目が記録された。スタジアムも一気に沸いた。
チャンスの数ではC大阪が優勢だった。だが、得点機を確実にモノにした浦和が2対0で勝利。レッズプレス!!注目の柏木は最後に足をつるほど、それだけきょうも走り続けたということだ。埼スタ4連戦の最後を勝利で飾り、上位を倒して勝ち点を41へ。残り8試合。次節はエコパスタジアムでジュビロ磐田と対戦する。