大宮戦=試合ダイジェスト
浦和、2年ぶりにダービー制す
浦和レッズはリーグ戦6戦負けなしで、現在8位。一時の不調から脱出し攻守ともに安定感が増してきている。しかし、半月板のケガから合流したての梅崎司、2種登録の矢島倫太郎がベンチ入りしたものの、厳しい台所事情は相変わらずだ。
そんななか、高崎寛之が今季リーグ戦初スタメン。「熱い試合にしたい」とダービーへの意気込みを語っていた高崎、さらにきょうの試合でリーグ戦50試合出場となる原口元気のゴールが期待された。
秋晴れのもと、始まったさいたまダービー。試合はいきなり動き出した。
前半4分、田中達也のクロスを受けたエジミウソンから柏木にパスが渡り、スペースに飛び込んだ高崎にクロスを上げる。これを高崎が頭で押し込み、先制点。
16分には、右サイドを突破したエジミウソンから、フリーの柏木へ。これを柏木が、右足でダイレクトシート。大宮GK北野はまったく動けず。浦和が早い時間帯で追加点を奪った。
ゴール後には高崎が報道陣のカメラを奪い、柏木のピースサインを写すパフォーマンスを見せた。
その後、試合の主導権を握った浦和だったが、2点差のスコアが隙を招いてしまう。
36分には大宮MF金久保のフリーキック。41分には同じく金久保のフリーキックからゴール前、DF福田がヘディングシュート。いずれもゴールとはならなかったが冷やりとしたシーンだった。前半終了直前、左サイド・村上のパスをゴール前で受けたラファエルが冷静に決め、大宮が1点返した。前半は2対1、浦和リードで折り返した。
後半に追加点を決め、なんとか引き離した浦和だが、ペースは大宮に。6分、7分には金久保。8分にはラファエルがヘディングシュートを放つなど、浦和が押し込まれる。さらに15分、大宮はMF金久保に代えFW石原を投入した。1点取ったチームが試合の帰趨(きすう)を握る展開。
防戦一方だった浦和は攻めに転じた。26分、柏木とのパス交換からエジミウソンがシュート。27分には突破したサヌのクロスから田中達也がヘディングシュート。29分、高崎がペナルティエリアに進入し、転倒するも、PKの判定にはならなかった。浦和は30分に高崎に代え堀之内を投入する。その堀之内が細貝とダブルボランチを組み、エジミウソンの1トップに原口・柏木・達也の3枚が並ぶ布陣に変更した。
虎の子の1点を守りつつ、決定的な3点を狙う浦和は原口、達也、エジミウソンがシュートを放ち、大宮に畳み掛けるが、ゴールならず。
しかし、試合は2対1で浦和がなんとか競り勝ち、大宮に2年ぶりの勝利。加えて、今季リーグ戦およそ半年ぶりの連勝となった。