10人の大宮に浦和、なす術なし
気温30度・湿度80%のなか始まった“さいたまダービー”に、浦和は前節・京都戦と同じメンバーで挑んだ。
試合の序盤は大宮のペースとなり、前半9分・10分に市川、12分には鈴木規とシュートを打たれる。浦和はセカンドボールを奪われ、ショートカウンターを受ける場面もしばしば。しかし、15分を過ぎたころからは、サヌや田中達也の突破からチャンスが生まれる。23分にはサヌが豪快なミドルシュートで場内は沸かせ、ポンテも右に左にボールをさばいて大宮守備陣に揺さぶりをかけた。
一度はペースを引き戻したが、28分、大宮・鈴木のクロスに最後はラファエルにシュートを打たれ失点。引き戻したペースをあっさり大宮に渡してしまう。32分にはラファエル、34・36分には青木にシュートを打たれ、劣勢に立たされる。
そして40分、大宮・村上にレッドカードが出されて退場となる。その後は、浦和が数的優位によりペースを引き戻すが、ゴールは生まれず、0対1のまま前半は終了した。
後半は、1分にエスクデロとスピラノビッチが、4分には柏木、エジミウソン、阿部がシュートと、浦和の猛攻が開始される。その後も浦和は、テンポの良いダイレクトパスで大宮守備陣に攻め込み、9分には柏木、14分には平川、19分にも柏木、さらに26分には交代したばかりの宇賀神がチャンスを作る。しかし、打てども打てどもゴールには入らない。
業を煮やした浦和ベンチは鈴木啓太に代わって原口を投入し、ボランチを阿部1枚にして総攻撃態勢に入った。相変わらず、ボール支配率で圧倒する浦和だが、後半30分過ぎてから、攻め疲れからか、それとも大宮守備陣の集中力の高さからか、全く効果的な攻撃が見られず、ただただ跳ね返されるばかり。
試合はそのまま終了。0対1で浦和敗戦。スタジアムはブーイングに包まれた。