平川、12年前の思い出
11日(金)にワールドカップが開幕し、連日連夜、テレビにかじりつきの方が多いだろう。幼い頃からプロサッカー選手を目指していた選手たちは、当然のことながらワールドカップを観ていただろうと思いきや、実際はそうでもないようだ。そのひとりが平川忠亮だ。サッカーどころの静岡・清水に生まれ育っただけに少々意外である。
その平川が初めて見たワールドカップは1998年に行われたフランス大会。当時、筑波大学サッカー部に所属していた平川は、日本にとって初出場になる大会ともあってかなり熱心に観たようだが、その視線の先には常に親友・小野伸二の姿があった。
つい最近まで同じピッチに立っていた小野が世界を相手に戦っている。悔しさもあったかもしれないが、「一体、伸二はどんなプレーを見せてくれるのだろうか」という楽しみを持ちながら、テレビの前に座ったそうだ。平川は「遠い存在だったワールドカップが伸二のおかげで少しだけ近くなったような気がした」と12年前を懐かしく振り返った。