サイドバックの動きに手応え
春の陽気が戻ったきょう6日(火)、薄手のウィンドブレーカーを脱ぎ、フォルカー・フィンケ監督は監督専用の紫色のNIKE製のジャージ姿で練習に臨んだ。きょうのフィンケ監督はアクションを見るだけで直前のプレーの良し悪しが分かるほど感情豊かだった。
GKを加え、9対9のゲーム練習に変わった直後の赤チームと青チームの対決。平川忠亮が相手陣内の深い位置でタンココーチをかわし、マイナス気味のパスを送ってシュートが決まると、フィンケ監督はガッツポーズ。「Nice move!(良い動きだ)」と叫び、手にした笛をクルクルと勢いよく回してみせた。
その後のゲームでも、左サイドバックの宇賀神友弥が平川同様に深い位置からマイナス気味のパスを送り、このパスに柏木陽介が反応してシュートを放つと、シュートはゴール右に外れたが、フィンケ監督は一連のプレーに大きくうなずいた。逆に、きょうは何度かゴール正面でのシュートチャンスで打ちきれず、後方へボールを戻してしまう場面が見られたが、これには怒りをあらわにしていた。
きょうのプレーからは、選手が個々にポジショニングを考えながら、丁寧にボールをつないでいる印象が残った。そして、パスをシンプルにつなぎ、最後にサイドバックが深い位置からラストパスを送る動きは強化合宿中から意識しているもの。きょうのように練習中から良い場面が多く見られたことは、10日(土)のアルビレックス新潟戦に向けても好材料となった。