攻撃でリズム作れず…
6日(土)、J1リーグが各地で開幕し、浦和レッズはアウェー県立カシマサッカースタジアムでリーグ4連覇を狙う鹿島アントラーズと対戦した。浦和は新人の宇賀神友弥が左サイドバックで先発した。
多くの選手がゲームプランとして『失点しない事』を挙げていた。だが、開始5分に鹿島得意のカウンター攻撃から試合が動く。キャプテンマークを巻く鹿島MF小笠原満男からニアサイドにピンポイントのセンタリングを入れられ、興梠慎三に決められた。それまではボランチで先発起用された細貝萌がファーストチャンスを作るなど浦和が攻め込んでいたが、最も警戒していた“カウンター”という鹿島の策にはまってしまった。
1点を追う浦和は、前半23分に柏木陽介が左足でミドルシュートを放ち、意外性のある攻撃を見せた。しかし、パスをつないでからの攻撃はシュートで終わる場面が少なく、鹿島にボールを奪われてカウンター攻撃を受ける悪い場面が続いた。ゴールポストにも助けられ、何とか最少失点で後半を迎えた。
早い時間帯に1点を返したい浦和は後半に入り、積極的にシュートを打つようになった。47分、ボランチの阿部勇樹が攻撃参加しシュート。51分にはこぼれ球にポンテがシュートを放ち、鹿島を攻めた。なかなか点につながらなかったが、前半のような被カウンター攻撃は減った。
67分、フォルカー・フィンケ監督は田中達也を投入する。警告を受けていた細貝をベンチへ下げ、柏木がそのポジションをうめた。エジミウソンを軸に、エスクデロ、ポンテ、達也がサポートする。
鹿島は試合を決める追加点を狙うため78分に遠藤康を投入。一方、浦和はスピードで鹿島FWマルキーニョスらを抑えていた坪井慶介を下げ、原口元気を起用した。
迎えた86分、一気に攻め込む鹿島は、途中出場の遠藤による左からのセンタリングにマルキーニョスがフリーで合わせ、ヘディングシュート。鹿島の攻撃がカウンターだけではない事を証明し、2点差とした。浦和は最後まで攻めの姿勢を示したが、現時点での力の差を見せつけられた。
2010シーズンは黒星スタートとなった。