単独2位浮上!!
試合前のアップ中に先発メンバーに選ばれていた坪井が左もも裏に違和感を訴えたため、欠場するアクシデントが起きた。急遽、西澤を右サイドバックへ、センターバックに山田暢久を置く緊急シフトを組んだ。
前半6分、左サイドを上がった柏木からのパスをゴール中央に飛び出した佐藤寿人が合わせて、先制ゴールを許してしまう。浦和は開始早々、出鼻をくじかれる。
その後、サイドチェンジを繰り返しながら、広島を揺さぶった浦和は前半16分、左サイドにいた原口のクロスにエジミウソンが頭で合わせシュートを放つ。25分にはロングボールからエジミウソンが落としたボールに走りこんだ高原がシュートと徐々にリズムを取り戻した。
だが前半30分からは完全な広島ペースとなってしまう。徹底的に裏のスペースを狙われる。38分、カウンターから佐藤寿人に抜け出すもシュートは運よくバーに当たって事なきを得る。39分には佐藤寿のクロスに合わせた槙野がシュート。これは闘莉王がクリアする。41分に佐藤寿の通れば1点もののクロスを鈴木啓太がクリアするなど浦和は防戦一方。サポーターからのブーイングとともに前半が終了した。
同点に追いつきたい浦和は動く。西澤に代えてエスクデロを投入し、エジミウソン、高原、エスクデロの3トップ。2列目に原口、ポンテ、ワンボランチとして鈴木啓太を配置した。阿部をセンターバックに下げて、山田暢を右サイドバックにまわす4-3-3へシステム変更をし、巻き返しをはかる。
だが、浦和はゴール前までパスが回るものの、攻撃に迫力がない状態。逆に広島のカウンターが冴える展開となる。8分、11分、18分と浦和はピンチの連続。ようやく20分に、エジミウソンのGK強襲のシュート。その直後、コーナーキックのチャンスに闘莉王が強烈なヘディングを放つも及ばなかった。
しかし、23分、クリアボールを拾ったポンテが前線のエジミウソンにパス。これをエジミウソンが決め、ようやく同点に追いついた。
追い風が浦和に吹いてくる。後半29分、高原がペナルティエリア内で倒され、PKの判定となる。しかし、キッカーを務めたエジミウソンが外してしまい、決定的なチャンスをふいにした。万事休すかと思われた後半40分、浦和はフリーキックのチャンスで頭から飛び込んだエジミウソンが決め、ついに逆転する。スタジアムが沸きに沸いた。
ロスタイムは5分となったが、最後まで守りきった浦和が2対1の逆転勝利。勝ち点34に伸ばし、単独2位に躍り出た。