開始直後に試合が動いた。前半2分、山田直からパスを受けた細貝が放ったシュート性のクロスにエジミウソンがあわせて、早々と先制点をあげる。エジミウソンはこのゴールで今季7得点目とした。
これに神戸は前半7分、アラン・バイーアのシュートの折り返しを大久保が詰めて再度シュート。これは大きくゴールの枠をはずれ、事なきを得た。
横浜Fマリノス戦の反省を生かしてか、浦和は最終ラインでボールを回し、相手の様子を伺いながら、主導権を握った。追加点が欲しい浦和だが、なかなか決まらず、前節同様、時間の経過とともに動きがなくなっていく。
こう着状態の浦和に対し、神戸はロングパスを多用し裏のスペースを徹底して狙い、25分以降は神戸ペースで試合が進んだ。
前半39分、山田直の強烈なシュートを機にが流れを引き寄せ始めた。そして迎えた42分。エジミウソンのパスをゴール前で受けた高原が冷静にシュートを打ち、ゴールネットを揺らし待望の追加点が生まれる。高原は今季リーグ戦初ゴールとなった。そのまま浦和が2点をリードし、前半を折り返した。
後半立ち上がり、こう着状態の両チーム。1点返したい神戸は後半15分、我那覇とボッティを投入し、攻撃のテコ入れを図る。しかし、19分には高原からパスを受けた原口が相手DFを振り切って、ドリブルでゴール前まで侵入する。神戸GK榎本と1対1の決定的な場面となったが、シュートは大きくはずれてしまう。その後、互いにチャンスを作りながら両チームとも決められない時間帯が続いた。
この展開を打開しようと浦和が動く。後半35分、原口に代わってポンテを投入する。背番号10がピッチに立つのは5月5日の柏レイソル戦以来。ポンテは抜群のキープ力を見せ、わずかな出場時間ながら、持ち味を見せた。
結局、前半のアドバンテージを守りきった浦和が2対0で神戸を下し、リーグ戦4試合ぶりの勝利で勝ち点を28に伸ばした。
またリーグ戦の無失点勝利は第9節・5月2日のアルビレックス新潟戦以来、およそ2ヶ月ぶりとなった。