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清水戦=試合ダイジェスト

2得点するが終盤に追いつかれドロー
浦和レッズは前節のジェフ千葉戦で勝利し、首位に立った。だが、誰もが「現時点の順位は関係ない」と口にし、目の前の試合に集中していた。

中3日で迎えたJ1リーグ第8節、対戦相手は清水エスパルス。浦和を離れ、今季から清水の一員となった注目のFW永井雄一郎はリザーブ登録。さらに、ここまでの戦いで清水唯一の得点者である日本代表FW岡崎慎司もベンチスタートとなった。彼らをどんなタイミングで出してくるのか。清水の交代が全体の流れに変化を与える試合となりそうだ。

浦和は田中達也などケガ人を抱えているとはいえ、顔ぶれがだいぶ固まってきた。足首の状態が心配された山田暢久も4バックの右で先発出場。エジミウソンの前からの献身的な守備、原口元気、山田直輝の攻撃への絡み、鈴木啓太と阿部勇樹2人のボランチの動きに期待が集まる。

16時3分、エコパスタジアムにキックオフの笛が鳴り響いた。30851名のサポーターが見守る中、先制したのはリーグ12位と低迷する清水だった。17分、ペナルティエリア内での田中マルクス闘莉王のプレーがPKの判定、このチャンスを清水FW原一樹がきっちりとモノにした。

立ち上がりから浦和は清水のスピードに乗った攻撃に圧倒されていた。清水の前線に立ったのは長身FWヨンセン。名古屋時代同様、1度引いてボールを受けていた。闘莉王らが彼にマークにつくと、空いたスペースに先制点を決めた原や2列目から選手が勢いよく飛び出して攻撃に絡むため、浦和の守備陣は後方から追いかける場面が多かった。PK献上の場面も十分に考えられる形だった。

一方、攻撃はスピードが足りず、人数を多くかける清水の守備を前に、何度も組み立てのパスを阻まれた。だが、流れが変わったのは前半35分。ボールをキープしていた清水は好機とみるやスピードを上げて浦和の右サイドをつくも、そこでミスが起きた。今日の清水は攻め急ぎすぎなのか、サイドでの中途半端なミスが目立っていた。

このミスを見逃す浦和ではない。ボールをカットすると、一気にゴール前へ。清水のお株を奪うカウンターアタックで山田直、阿部、エジミウソンとスピーディーにパスをつなぎ、ペナルティエリア内に進入。混戦から、阿部のシュートのこぼれ球をポンテが冷静に押し込み、苦しい試合展開を1対1の振り出しに戻した。

同点とした浦和は本来の落ち着きを取り戻す。その後、前半はスコア動かず。1対1の同点のまま、ハーフタイムに入った。

後半、最初にベンチが動いたのは清水だ。後半開始から10分、このタイミングで長谷川健太監督は原に代えて岡崎を投入した。互いに次の1点を狙う。引いて守る清水の守備に浦和は苦戦するが、サイドチェンジを多用して相手を揺さぶるなど攻撃の意図は見えていた。しかし、3月14日のFC東京戦(リーグ第2節・埼スタ)以降、1得点以上奪う事ができていない浦和にとって、2点目の壁は高かった。

再び清水サイドが慌しくなる。73分、永井が交代のためにベンチを立った。プレーが止まればピッチに飛び出せる準備もできた。その時、浦和はポンテから山田直へとパスがわたり、シュート。絶好のタイミングで待望の追加点が決まった。真っ赤に染まったゴール裏スタンドが沸く。2対1、浦和逆転。清水はそのまま永井をピッチへ送り出した。

ここでフォルカー・フィンケ監督が動く。原口、山田直を下げ、エスクデロ、堀之内聖を投入。一進一退の攻防が続き、迎えた86分、ゴールネットを揺らしたのは浦和ではなく、清水だった。浦和の最終ラインを自陣に押し込むと、1度はGK都築龍太のファインセーブに好機を阻止されたが、右ペナルティエリア付近から山本真希、逆サイドにふって児玉新がフリーでシュート。このボレーシュートが決まり、執念で同点とした。

その後も両者一歩も譲らず、体を張った守りと攻撃を繰り返す。そしてロスタイム4分が経過し、主審の笛が鳴った。2対2の引き分け。選手たちは疲れからピッチに崩れ落ちた。そして両チームのサポーターから拍手が沸き起こった。勝ち点1を拾った浦和、次節はホーム・埼玉スタジアムに戻る。対戦相手はアルビレックス新潟。またしびれる試合展開になりそうだ。

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