(石田達也)

昨シーズンは主に[4−2−3−1]の布陣を敷いていたが、今シーズンは[4−3−3]の布陣を採用している三菱重工浦和レッズレディース。

楠瀬直木監督は形にこだわってはいない。相手の嫌がること、特に裏のスペースを突くために、この形にし、その時点で必要とあれば3バックにもするなど臨機応変に対応していく算段のようだ。

今季の特徴の一つは、これまで右サイドバックでのプレー機会が多かった清家貴子をウイングの位置に置いていること。

この日のトレーニングでも、右サイドを深くえぐり、中央へ折り返し得点機を演出。鋭い突破はチームの大きな武器だ。

楠瀬監督は「(相手は)ゴールに近いところにいられるのが怖いと思う」とウイング起用での利点を話す。清家本人には練習前に「下がり目で色々と勉強したほうがいい」と伝え、清家本人は「はい」と元気よく答えグラウンドに出ているそうだ。

ただ、清家は攻撃姿勢を変えていない。「あれは天然でいいのかなと、どこまでいくかというところ(笑)。ただ調子に乗るとケガが怖い。プレーとプレーの合間を埋めていければ本当にいい選手になる」と続けた。

右サイドバックについては、遠藤優や他の若手選手もチャレンジしているという。つまり、清家の今シーズンは前線でのプレーが増えるということか。

臆せずに前にチャレンジし、相手に脅威を与えるウイングの清家。背番号11から得点量産の予感が漂っている。

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こぼれ話

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ウイング起用されている清家貴子、得点量産の予感

「こぼれ話」は、選手やスタッフのエピソードを紹介するコーナーです


(石田達也)

昨シーズンは主に[4−2−3−1]の布陣を敷いていたが、今シーズンは[4−3−3]の布陣を採用している三菱重工浦和レッズレディース。

楠瀬直木監督は形にこだわってはいない。相手の嫌がること、特に裏のスペースを突くために、この形にし、その時点で必要とあれば3バックにもするなど臨機応変に対応していく算段のようだ。

今季の特徴の一つは、これまで右サイドバックでのプレー機会が多かった清家貴子をウイングの位置に置いていること。

この日のトレーニングでも、右サイドを深くえぐり、中央へ折り返し得点機を演出。鋭い突破はチームの大きな武器だ。

楠瀬監督は「(相手は)ゴールに近いところにいられるのが怖いと思う」とウイング起用での利点を話す。清家本人には練習前に「下がり目で色々と勉強したほうがいい」と伝え、清家本人は「はい」と元気よく答えグラウンドに出ているそうだ。

ただ、清家は攻撃姿勢を変えていない。「あれは天然でいいのかなと、どこまでいくかというところ(笑)。ただ調子に乗るとケガが怖い。プレーとプレーの合間を埋めていければ本当にいい選手になる」と続けた。

右サイドバックについては、遠藤優や他の若手選手もチャレンジしているという。つまり、清家の今シーズンは前線でのプレーが増えるということか。

臆せずに前にチャレンジし、相手に脅威を与えるウイングの清家。背番号11から得点量産の予感が漂っている。

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