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[REDSインタビュー] 明本考浩選手「闘う姿勢はどこにいっても証明できる」

「REDSインタビュー」はトップチームやレディースチームを中心に、選手や監督、スタッフ、関係者などを深掘りし、その言葉を届けるコーナーである。
今回は、今年1月にベルギー1部リーグ・OHルーヴェンに期限付き移籍し、7月1日から2027年まで、同クラブとの完全移籍の契約を結んだ明本考浩選手。半年間の振り返り、今後のプレーへの思いなど、話を聞いた。



闘う姿勢はどこにいっても証明できる



RP:現在、所属するOHルーヴェン。期限付き移籍した当初、どんな印象を抱きましたか?
明本:僕が入った1月というのは、降格争いの真っ只中でした。でも、雰囲気はとても良かったですし、このチームならば残留できるだろうと思っていました。ただ、自分自身は、加入してから、なかなか試合に絡めず、苦しい状況もありました。そこから、(先発出場の座を)何とかつかみ返して、残留を決めることが出来て良かったなと思っています。

RP:2度目の移籍でありますが、ベルギーへ渡ってもブレずにいられたことや、海外クラブでプレーしたことで自身の変化があれば、教えて下さい。
明本:ブレずに、という点は、まず、闘う姿勢は見せなきゃいけないと思ってきました。常日頃から、その闘う姿勢が、僕のストロングポイントですし、それは、どこへ行っても証明出来ると思っていました。そこは変わっていないですね。
変化という面では、たくさんの国籍の選手と対戦して、それぞれに能力も違いますし、スピードも、日本人と違って、速いし、強いし、守備の部分で、ポジショニングの重要性というのを改めて痛感しました。そこを自分として意識しています。日本のように、組織的なチームではないので、1対1のシーンが多いんです。そこに対応する能力は、今、ついてきているかなと思っています。

RP:日本にいる時から、明本選手のポジショニングは的確でしたが、それでも違いを感じたのですね。
明本:まず、言葉の壁というものがありました。理解能力というところも求められていましたが、そこは何とか乗り越えたというか、同じチームに三竿健斗さんがいるので、三竿さんからも、うまくフォローしてもらいました。三竿さんからは「日本でやっていたことを変わらずにやれば、大丈夫」と言われていたので、自分のプレーというか、今、どこにいなきゃいけないのかを、常に試合中に考えていました。そういうプレーを積み重ねていった中で、(ポジションを)つかみ取れたのかなと思っています。

RP:明本選手と言えば、コミュニケーション能力に長けているわけですが、移籍後も、そこが生かされましたか?
明本:本当にもう、自分は“ノリ”と“勢い”というのを持っています。浦和でも数多くの外国籍選手と触れ合ってきました。その経験も生きていましたし、“ノリ”と“勢い”で、このチームの輪に溶けこむだけでした(笑)

RP:同じくベルギーでプレーした松尾佑介選手が話していたのが、「移籍して、サッカーに対する考え方が少し変わった。昔はもっと完璧なプレーヤーというか、ミスを少なく、と思っていたが、ゴールやアシスト、アタックの部分、メンタル的にも攻撃的に行こうと思うようになった」という変化なんです。明本選手は、何か変化を感じるところはありますか?
明本:結果は大事ですし、結果を求められるスポーツです。そのために僕らもやっています。僕はストライカーじゃないので、点をとるという部分だけにフォーカスしていないですが、出場した試合では、ディフェンダーとして、目の前の相手をおさえることを常に意識しています。中でも、僕自身、今は、日本にいる時よりも、対人というところにフォーカスしてやっていますね。

RP:期待するのは、日本代表選出であります。
明本:・・・・・・


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