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[REDSインタビュー番外編]クリアソン新宿 広報・マーケティング室 井筒陸也「新宿の街と共に戦い、夢と感動を創出する」

「REDSインタビュー」は、トップチームやレディース選手、監督、スタッフ、関係者などを深堀りし、その言葉を掲載するコーナー。今回は番外編として、岩尾憲を「兄」と慕う、クリアソン新宿(JFL所属)の広報・マーケティング室 井筒陸也氏にインタビューを行った。


(石田達也)

今シーズン、徳島ヴォルティスから浦和レッズに加入したMF岩尾憲(期限付き移籍)を兄貴と慕うのが、JFLのCriacao Shinjuku(以下:クリアソン新宿)で、PRとマーケティングを担当する井筒陸也氏だ。

クリアソン新宿は、激戦の果てにJFL・地域リーグ入れ替え戦を制し、今シーズンから戦いの場をJFLに移す。

その中、頼れるキャプテンとしてチームをまとめてきた井筒氏は、昨シーズンをもって現役を退くこととなった。2016年から3年間、徳島で岩尾と一緒に汗を流し、当時は、井筒氏が車のハンドルを握り岩尾を送迎。何でも相談できる間柄で、悩みや考えごとがあれば、解決策や進むべき道を示してくれる兄のような存在だったという。

岩尾の移籍が決まった時には、井筒氏は自身のSNSを通じて「浦和のみなさんへ。僕の兄であり友である岩尾憲は、たまに不器用ですが、でも誠実な男です。誰かが間違ったことをしたときには、それは間違っていると言える男です」と投稿していた。

徳島時代の日々を井筒氏に振り返ってもらった。



RP:まず、サッカー選手としての岩尾選手を教えてください。
井筒:同期入団で、もちろん彼の方がキャリアが長く、知り合った頃は葛藤していた時期だったと思います。J1のクラブからオファーが来た時に残った方がいいのか、離れてもいいのか、徳島を大きくした方がいいのかを悩んでいて、その姿を見て勉強させてもらいました。浦和への移籍が決まり、レベルの高いステージでプレーすることは、これまで真剣に誠実にサッカーと向き合ってきた彼にチャンスが巡ってきたと感じました。SNSにも書きましたが、僕が愚痴を吐いたりすると「気持ちは分かるけど、もっとこうやった方がいいんじゃない」と、和気あいあいの雰囲気の中でも、しっかりと言ってくれます。可愛がってもらっただけでなく、まずは逃げずに結果を出そうと、Jリーガーとして一人前になろうと思わせてくれました。そしてプレーで示すことも教えてくれました。

RP:ピッチ上のすごみについては。・・・・・・


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