「REDSインタビュー」は、トップチームやレディース選手、監督、スタッフ、関係者などを深堀りし、その言葉を掲載するコーナー。今回は三菱重工浦和レッズレディースの若きディフェンスリーダーである南萌華選手にインタビューを行った。
(石田達也)
■リーダーシップの根源は
RP:WEリーグは、ほぼ前期(代替分除く)を終了しましたが、ここまでの課題や収穫、そして「プロとして」を感じた部分を教えてください。
南:リーグは延期になった試合を除き、前期が終わりますが、チームとしては去年と比較をすると失点数が多い。ディフェンスの選手として、その数を減らさなければ優勝には近づきません。得点は他チームに比べると取れていると思います。失点の数と、そこにつながるまで防げる場面はあったと思うので、後ろだけでなく全体の守備を変えていかなければいけないと感じています。WEリーグがスタートし、プロになってから観に来てくれるファン・サポーターの数があまり変わりません。もっと観たいと思ってもらえるようなプレーをする責任をアマチュアの頃よりも感じていて、来場数は私たちのプレーの質に関わってくることなので、もっとレベルの高いサッカーをすることで、多くの人に観に来てもらえるような試合をしなければいけない責任がプロとして高くなりました。より一層、プレーの質や面白いサッカーを追及していきたいと思っています。・・・・・・