「REDSインタビュー」は、トップチームやレディースの選手、監督、スタッフ、関係者などのインタビューを掲載するコーナー。今回は選手として浦和レッズに在籍経験がありし、現在J2リーグの水戸ホーリーホックでGM職に就く西村卓朗氏にビデオ通話アプリ「Zoom」を使い、インタビューを行った。
J1、J2でやっていけるポテンシャルを見た
RP:浦和レッズユースのDF山田奈央について伺います。まず、どのような点を評価しての獲得でしょうか?
西村GM:私は2016年から水戸の強化担当に就任しました。以降、選手を補強する上で、新人選手は主に大学卒の選手の獲得に携わってきました。
その5年前の状況から言いますと、獲得に関して、大学生同様、高校生もハードルが高くなってきました。高校生も一線級の選手は、J1に流れてしまう。大学生も同じように、J1へ流れてしまうとともに、同じJ2リーグでも上位チームに進んでしまいました。
しかし近年は、大学生においても、一定の、実力のある選手に来ていただけるようになりました。そのなかで、高卒で、可能性のある若い選手の獲得にトライしたい、と長く思っていました。今回、さまざまなタイミングが重なって獲得につながりました。
ポジション別に、・・・・・・