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ハートビートレッズ×PRESS

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斎藤翔太、水戸で新たなポジションにチャレンジ

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


気温30度以上という猛暑の中、7月30日(土)に行われた前節・ヴァンフォーレ甲府戦は、武藤雄樹と李忠成の2人がゴールネットを揺らし、2-0で熱戦を制した浦和レッズ。チームは、これで8試合負けなし。明治安田生命セカンドステージに入って勝点16(5勝1分け)を積み上げました。厳しい夏を迎え、どこまで好調を維持していけるか。それが大切なポイントになることは間違いありません。

暑い夏場、高鳴る闘志を胸に宿し、日々、上を目指す戦いに身を投じているのが、斎藤翔太です。斎藤は、浦和レッズユース出身で、昨季、トップチーム昇格を果たしましたが、今季は新たな環境と成長を求め、J2の水戸ホーリーホックに期限付き移籍をしています。


ここまで試合出場の機会に恵まれていませんが、自分の長所と短所を見つめ直し、いつチャンスが来てもいいようにと、準備を怠っていません。今季は、特にインナーマッスルを鍛え上げ、フィジカルの部分が上積みされると同時に迫力を増し、厳しい球際での「一対一の勝負」でも対面する相手に劣るプレーを見せず食らい付いていき、個の能力の高さと成長を示しています。

また、本職はボランチの選手ですが、チームの状況などもあり、水戸では右サイドバックでプレーをしています。斎藤は「新たなポジションを経験したことで、守備への意識が高まった。毎回の練習量が多いことで運動量も増えてきている」と、黒く日焼けした顔で充実感たっぷりに話します。

その斎藤が楽しみにしているのが、ユースの同期でもあり、愛媛FCに期限付き移籍をしている茂木力也との対戦です。9月25日(日)には、愛媛の地でぶつかり合います。斎藤は「愛媛戦に出たい気持ちが強い。一緒のピッチに立って戦いたい。マッチアップする可能性もあるのでとても楽しみ。自分は試合に絡めるようにしっかりと練習からアピールしていきたい」と、強い口調で意気込みを話してくれました。


J2で旋風を巻き起こし、さらに、ひと回りも、ふた回りもたくましくなった姿で帰ってきてほしいと願っています。武者修行に励む若武者に注目です!
2016年8月3日放送(石田達也)

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