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ハートビートレッズ×PRESS

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那須大亮「チャンスが来たら思い切りたたきこむだけ」

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING-UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


7月2日(土)に行われた明治安田生命J1セカンドステージ開幕戦。アビスパ福岡との一戦は、フィールドプレーヤーを1人欠きながらも、浦和レッズが2-1の逆転勝ちを収め、好発進を切りました。

2つのゴールシーンはセットプレーが起点となりました。特に、同点ゴールは、那須大亮の気迫が呼び込んだものです。試合前日から、「セットプレーでは決めます」と、強い決意を口にしていましたが、まさに「有言実行」となったのです。

自陣に深く引いて、守りを固めてくる相手には、セットプレーでの得点が有効な手段になります。那須は「(柏木)陽介の弾道はベンチに座っている時からずっと見ていた。思い描いた通り蹴ってくれた。思い切りたたきこむだけだった」と、話します。ここまで那須は、リーグ戦3試合のみの出場。しかし、ベンチでは攻守のバランスやキッカーの動作などを、しっかりと観察していたからこその結果となったのです。

今季からチームに遠藤航が加入。チームの戦術にフィットしたことで、スタメンの座を譲り、ベンチ暮らしが増えました。しかし、那須は「苦しい状況になればなるほど、負けてなるものか、という気持ちがメラメラと燃えてくる」と、口にします。


その遠藤は、リオデジャネイロ五輪に出場する日本代表選手に選ばれ、19日(火)から、五輪チームに合流することが決定。リーグ戦を最大5試合欠場する可能性があります。年間優勝に向け、2ndステージ序盤戦の重要度は高いものであると同時に、背番号4に懸かる期待も非常に大きいものとなります。那須は「いい準備をして、集中して臨んでいくだけ。今は、自分のやるべきことをやるだけ」と、力強い口調で答えます。

魂のこもったプレーを信条とし、ここぞでのセットプレーでゴールを決め、相手に食らいつき、ボールを奪い、チームのピンチを救う。グラウンドに立つ那須は私たちに勇気を与えてくれます。
2016年7月6日放送(石田達也)

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