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ハートビートレッズ×PRESS

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駒井善成「誰もが認め、信頼してくれる選手に」

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


待ちに待った2016年も幕を開け、新たなスタートの号砲がもうすぐ鳴り響きます。2015シーズンは、期限付き移籍からの復帰組、ユースチームからの昇格組を含め、大量11人の加入選手の発表がありましたが、2016シーズンは、これまでのところ、5人となっています。その中で、即戦力として大きく期待したいのが、京都サンガから浦和レッズに加わったMF駒井善成です。

駒井は昨季リーグ戦35試合に出場し、3得点を記録。キレキレのドリブルと一気に最高速度へ到達し、何度も繰り返すことができるタフさが特長のアタッカーです。対戦したチームからは「緩急の差があり、速い」「前にゴリゴリ来るのは嫌だ」との声が聞かれました。チーム関係者は「一対一であれば絶対に仕掛けて行く。常にイメージを膨らませ、いろいろなタッチや突破の動きを練習の時から試している」と話します。

さらに、戦術理解度の高さは一級品です。京都ではサイドハーフだけではなく、サイドバックやボランチでもプレーしていました。これを踏まえると、チームにフィットするまで、それほど時間が掛からないと予想されます。得意のドリブルを生かすのであればワイドですが、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、サッカーIQが高く、能力を秘めた選手をどのポジションで起用するのでしょうか。今から楽しみです。

いずれにせよ、駒井の加入により、激しいポジジョン争いが起こります。チーム内での競争が激しくなればなるほど、「チーム力」は上がることでしょう。強い気持ちで勝ちに行く姿勢や戦う姿を見せることで「誰もが認め、信頼してくれる選手」になることを信条にしている駒井。埼玉スタジアム2002のピッチで輝くその姿を私たちは楽しみに待っています。
2016/01/06放送(石田達也)



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