矢島慎也、ボランチへのポジション変更を志願
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。
前節・サガン鳥栖戦は、試合を優位に進めながらも、相手の粘り強い守備に手こずり、1−1のドローとなりました。今週は、W杯予選などの影響により、J1リーグ戦は一時中断。日本代表の西川周作、槙野智章、柏木陽介、そして、スロベニア代表のズラタンがチームを離れますが、残ったメンバーがどこまでチーム力を高めて行けるかも、リーグ終盤に向けた大きなポイントになります。
J1リーグ戦は中断しますが、佳境を迎えるJ2リーグ戦は、今週末も試合が行われます。そうした中、ファジアーノ岡山に期限付き移籍中の矢島慎也が、攻撃的なポジションから、「新境地」であるボランチにコンバートされ、奮闘しています。このコンバートは、自ら志願したものだと言います。
矢島は、「ボールに多く触れ、ゲームを作らなければいけない。ボランチとは、バランスを見てプレーをしなければいけないので、今、やっていて面白い」と話します。チーム関係者も、矢島の技術の高さや運動量の多さには、合格点を出しているようです。
岡山は10位。プレーオフ圏内の6位まで、残り7試合で勝点差7という位置にいます。ここからが、まさに佳境。新ボランチとしては腕の……、いや、足技とガッツの見せどころとなります。「相手陣内で攻撃をする時間が短いので、そこを自分が変えて行きたい。そして、疲れた中でも精度を落とさないプレーをしたい」と矢島。若きコンダクターが、どのように攻撃のタクトを振るい、ゴールへの道筋を演出して行くのか。
昇格の向け、チームを上昇気流へ導くことが期待されます。
2015/10/07放送
(石田達也)
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