小島秀仁、愛媛FCでJ1昇格を目指す
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。
ヤマザキナビスコカップは、アウェイでの5失点が大きく響き、9月6日(日)に行われた第2戦に3−0で勝利を収めたものの、準々決勝で敗退となりました。ここからは、明治安田生命J1セカンドステージ制覇に向け、一戦一戦を集中して戦って行くしかありません。
一方、今季も激戦となっているJ2リーグに目を向けると、かつて浦和レッズでプレーした選手たちが、多くのクラブで主力として活躍しています。
そのJ2で躍進するクラブの1つに、プレーオフ圏内の6位につける愛媛FCがあります。今までにない緻密なサッカーを展開し、台風の目と言えます。その愛媛に、今年の7月、浦和レッズから小島秀仁が完全移籍をしていました。
浦和では、なかなか出番に恵まれませんでしたが、愛媛では、ボランチのポジションをしっかりとつかみ取り、リーグ戦で5試合、天皇杯で2試合に出場し、チームの勝利に貢献しています。「期限付き移籍では自分に甘えが出てしまう。必要としてくれたチームで試合に出ること。そして、結果を出すことを目指したい」と小島。プロのサッカー選手として成長するため、完全移籍という大きな決断をしたのです。
この移籍の際、愛媛に2年間在籍していたことのある森脇良太へ、愛媛のスタッフから小島に関する問い合わせがあったそうです。その時、森脇は「小島は秘めているポテンシャルが高く、素晴らしい選手だ。今すぐ活躍できる」と伝えたそうです。
小島の持ち味は中盤からの縦パスやボールを散らして、攻撃のスイッチを入れること。その中で、小島は「課題は守備にあることは理解している」と口にしています。愛媛では、泥臭く、粘り強く、ハードワークすることが求められていますが、かなり「守備面でもガツガツと頑張っている」と、チーム関係者、何よりもサポーターからの評価や信頼を日増しに高めているようです。
四国の地をホームグランウドとしてプレーする小島。チームカラーは赤からオレンジに変わりましたが、小島がプロとして培ってきた根っこの部分は浦和にあります。浦和で育った男が、どこまで成長して行くのか?それを楽しみに影ながら応援をしたいと思います。
2015/09/09放送(石田)
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