合流に一歩近づく、石原直樹と岩舘直
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。
9月2日(水)に行われたJリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝・アルビレックス新潟戦第1戦は、5失点を喫し、完封負けとなりました。一時の不調から抜け出し、3連勝を達成しましたが、公式戦直近2試合は、9失点でノーゴール。何がキッカケで良くなったり、悪くなったりするのか、分からないです。準々決勝第2戦は9月6日(日)に埼玉スタジアム2002で行われますが、ベスト4進出には大量得点での完封勝利が求められます。
そうした中、全体練習合流に向けて調整しているのが、岩舘直と石原直樹の2人です。岩舘は3月28日のトレーニングマッチで右アキレスけん断裂の大ケガを負いました。石原は4月12日に行われた明治安田生命J1ファーストステージ第5節、アウェイ・川崎フロンターレ戦で、右ひざ前十字靱帯(じんたい)損傷し、長期離脱。これまでランニング中心のメニューでしたが、今週からはボールを扱ったメニューが加わり、合流に一歩近づきました。
岩舘は、2013年に左アキレスけん断裂した経験があったため、ある程度の心構えはあったようですが、負傷直後は、かなり気持ちが落ち込んだとのこと。土田尚史GKコーチから、「おい、行くか!!」と食事に誘ってもらい、気分転換できたそうです。
一方、石原にとって、ヒザの大きな負傷は初めての経験。そうしたこともあり、しばらくの間は、報道陣が話し掛けても、多くを語ろうとはしませんでした。しかし、リハビリが順調に進んでいるからでしょうか、最近は表情も柔らかくなり、雑談に応じるようになりました。石原は、最近届いたばかりの新しいスパイクを見ながら「やっぱり、うれしいですね」と話しています。
岩舘、石原の2人はほぼ同じ時期にケガをし、同じく全治6カ月の診断を受けています。来月10月には、部分合流できるかもしれません。厳しい夏を経て、本格的な秋を迎えるころ、岩舘直、石原直樹の再スタートとなります。
2015/09/03放送(佐藤)

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