平川忠亮「いつチャンスがきても良いように準備していた」
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。
8月22日(土)に行われた明治安田生命J1ファーストステージ第8節・ベガルタ仙台戦。序盤は仙台の5バックに苦しみましたが、柏木陽介の見事な直接FKと、武藤雄樹のファインゴール。最後は、ズラタンのゴールにより、3−1で勝利を収めました。
これで3連勝。セカンドステージの順位は8位から4位に浮上。年間順位は、2位・サンフレッチェ広島と勝点3差で、首位をキープしています。レッズは、一時期の悪い流れから完全に脱しました。
仙台戦では、リーグ戦9試合ぶりに平川忠亮がフル出場しました。時間、点差など、ゲームの流れを見ながら、プレーに緩急につけるところは、さすが。豊富な運動量が求められるサイドで、最後まで戦えることをミハイロ・ペトロヴィッチ監督の前で証明しました。
チーム最年長・36歳の平川が、ハードな試合を戦い抜けたのは準備のたまものです。「いつチャンスがきても良いように準備していた。その準備のために天野賢一コーチをはじめ、スタッフが出場機会の少ない選手のコンディションを整えてくれたおかげ。そうした人たちに感謝しなければ」と話しています。
試合に帯同していない選手たちは、大原でみっちり厳しい練習をしています。そのメニューも、心身ともに、選手がいかに充実感を持つことができるか、非常に考えられたものです。また、ミシャもチームスタッフに対して、「選手がいつでも試合に出られるような準備をしてほしい」という強い要望をしています。つまり、平川のフル出場できたのは、チームが機能していることを証明しています。
試合後、選手から、コーチの名前が出るということは、選手とコーチの関係が良いからこそ。こうした時は、チーム全体の雰囲気が良い証拠です。チームはリーグ4連勝に向け、8月29日(土)の横浜F・マリノス戦への準備を怠っていません。
2015/08/24放送(佐藤)
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