back

ハートビートレッズ×PRESS

top
柏木陽介「危ないところを狙って行くことが、俺の持ち味」

FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。


真夏の連戦の締めくくりとなった8月16日(日)の湘南ベルマーレ戦。浦和レッズは、1−0で粘り勝ちを収めた。中断前の悪い流れを断ち切り、本来の力強さを取り戻すためにも、アルビレックス新潟戦に続き、是が非でも必要な勝利でした。

湘南戦には、EAFF東アジアカップ2015決勝大会で活躍した武藤雄樹や興梠慎三もコンディションを合わせて復帰し、明治安田生命J1セカンドステージでの巻き返しに向け、躍動していました。その中でも、ゲームの流れをしっかりと呼び込み、攻守のリズムと緩急のめりはりを付け、左足の正確なキックで先制点の起点となっていたのが柏木陽介でした。


柏木は「良い試合ができない中で、セカンドステージは勝点を稼げていると考えられる。我慢し、失点を喫しなければ、きょうのような試合ができる」と話しました。豊富な運動量でピッチのあちこちに顔を出し、「ここぞ」という場面では危険なパスを前線に入れます。柏木は「そうした危ないところを狙って行くことが、俺の持ち味だから」と、胸を張り話してくれました。相手チームにとって、これほど厄介な選手はいないでしょう。

しかし、柏木のコンディションは万全ではありません。中断前に負傷した左足内転筋の肉離れは、100パーセント治り切ってはおらず、セットプレーの場面では、キッカーを他の選手に譲っているのです。背番号8は、チームに勝利をもたらすことだけを一心に考え、ピッチに立ち続けています。

8月22日(土)には、ホーム・埼玉スタジアム2002で、ベガルタ仙台との一戦に臨みます。明治安田生命J1ファーストステージの対戦は、4−4の打ち合いとなりましたが、チームは2試合連続無失点試合と、3連勝を目指します。

「落ち着いて試合を運び、自分が試合をコントロールして行きたい」と意欲を語る柏木。一時の不振を抜け出したチームは、セカンドステージ制覇に向け、力強く前に進んで行きます。
2015/08/19放送(石田)


お知らせ
無敗Vの原動力!宇賀神×武藤×データ
『レッズプレスデータ』特集公開中!



(c)REDS PRESS