7月19日広島戦、チームの層の厚さが試される
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。
時折、雨が降る中、行われた7月15日(水)アウェイ・モンテディオ山形戦。浦和レッズが攻め、山形が守るという展開を予想しましたが、そう簡単には行きませんでした。浦和が山形の守備に攻めあぐね、攻撃の形が作れないまま、試合は進みました。
多少、疲れがあったのでしょう、ミスが目立ち、思わぬカウンターを食らう場面が見られました。それでも山形の決定力不足に助けられて、結果は0−0。スコアレスドローの痛み分けでした。試合後、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「われわれにとってはあまり良い内容ではなかったが、山形は運動量もあり、キレもあった。山形にとって、良い試合だった」と、対戦相手を褒めました。
確かにそうかもしれません。両チームのシュートの数は11本ずつでしたが、決定的なチャンスは山形に多かった印象があり、動きも上回っていたことは確かです。浦和は無敗記録を「19」に伸ばしましたが、那須大亮が2枚のイエローカードを受け、退場。次節のサンフレッチェ広島戦は出場停止となります。
そんな那須の代わりに誰が起用されるのか? ミシャは「ゆっくり考えたい」としていますが、例えば、阿部勇樹を最終ラインに落として、ボランチに青木拓矢を置く起用法もありますが、山形戦でベンチに入った永田充の出番となるでしょう。永田が先発となれば、6月3日。ファーストステージ第10節・柏レイソル戦以来、約1カ月半ぶりとなります。
浦和の課題の1つに、今回のように出番が巡った時、試合勘の不足をものともせず、遜色ない働きができるか、あるいは、それ以上のプレーができるかどうか、があります。メンバーを固定するミシャの考えがあるため、ある程度、仕方ありませんが、やらなければなりません。時折、興梠慎三も言いますが、優勝するためには、ベンチに控えている選手、また出番がなかなか来ない選手たちの力が、ここぞという時には必要なのです。
次の試合は、7月19日(日)に行われるホーム・サンフレッチェ広島戦。チームの層の厚さが試されるゲームとなります。
2015/07/16放送(佐藤)
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