斎藤翔太、ミスを恐れず前向きに挑戦をして行く
FM NACK5で毎週月曜日〜木曜日6:00〜9:00放送中の『WARMING−UP MUSIC』のコーナーで、浦和レッズのちょっといい話をお届けしている「ハートビートレッズ」(8:26頃放送、提供「埼玉県三菱自動車販売店連合会」)今週放送した中から、厳選した1本をREDS PRESSにて掲載します。
浦和レッズは、6月27日(土)に行われたアルビレックス新潟戦で5−2の勝利を収め、ファーストステージを17戦無敗で終えました。この記録は、試合に出場した選手だけでなく、監督、コーチ、スタッフ、クラブ関係者、そして、サポーターを含めた全ての人が一体となり、もたらしたものです。
今季、ここまで公式戦の出場はありませんが、チームのユースから昇格してきた斎藤翔太もその1人です。日々のトレーニングの中で、スタメン組を相手に一歩もひけを取ることなく勝負を挑み、そこで技術や体力、メンタルを磨きながら、プロとしてのキャリアを「一歩一歩」着実に歩んでいます。斎藤は「優勝は本当にうれしい。チームの一員でいられることに幸せを感じます。しかし、プロ選手である以上、結果を残すことが全て。セカンドステージには出たい」と話しました。
真剣勝負の場で自分のプレーを表現することに対し、斎藤は人一倍強い思いを抱いています。しかし、本職とするボランチのポジションは、経験や実績のある実力者がそろう激戦区となっています。身長も170センチで、プロ選手としては高くありませんが、「両足で正確に蹴れること」「瞬時のスピード」はプロの世界でも通用する大きな武器です。さらに、斎藤は「浦和のチームはトップレベルの選手ばかり。日ごろの練習では参考になることばかりなので、多くを吸収して行きたい」と笑顔で語りました。
現在の斎藤に足りないもの、それは「チャレンジ」です。失敗を恐れず、重要な局面になればなるほどリスクを冒すことが重要になってきます。「自分に『失敗が大事』と言い聞かせている。ミスを恐れていたら大きくはなれない。ミスを恐れず、前向きに挑戦をして行く」と、強い口調で話しました。
「生え抜きとして頑張りたい」と何度も口にする斎藤の夢は、ホーム・埼玉スタジアム2002のピッチに立って、思い切りの良いプレーをすることです。目標に向かって進む「背番号25」の大きな飛躍に期待をしたいと思います。
2015/07/01放送(石田)
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